スペイン『フィチャヘス』が29日、マジョルカのMF久保建英について「レアル・マドリーでの将来を複雑にするクボ」と見出しを打ち、「この日本人選手は、マジョルカのレンタル生活で不遇をかこっており、来夏のレアル復帰はほとんど不可能だ」と報じた。

 現在20歳の久保は、今季レアルからマジョルカに2度目の期限付き移籍。2シーズンぶりの復帰となった古巣でラ・リーガ開幕6試合連続出場を果たしていたが、9月22日の第6節レアル・マドリー戦(●1-6)で膝を負傷し、戦線離脱が続いている。

 シーズンは間もなく3分の1が経過。同メディアによると、この状況が長く続けば久保のレアル残留も危ぶまれてくるという。レアルは久保を将来の重要な戦力と考えている一方、これから始まる予定だった契約延長交渉を保留したとも伝えられている。

 同メディアは、久保が負傷から回復した後にマジョルカでレギュラーの座を取り戻し、再び活躍を見せる必要があると指摘。それがレアルでのキャリアを終了させないためのカギになるだろうとレポートした。