イメージ

エミュイン合同会社は、「COVID-19 自宅療養患者用状態報告・管理システム」を、8月23日から無料提供開始している。

コロナの感染拡大が続くことで医療機関の受け入れ体制は逼迫し、救急車で救急搬送されても受け入れ拒否にあってしまったり、入院できないことで自宅療養していた患者が急変で亡くなるといったケースが頻繁に報告されるようになっている。

また、自宅療養者の数が増えることで、既存のシステムでは自宅療養する患者さんのデータを入力するだけでも医療現場の負担になっていて、状態が悪くなった患者さんを効率よく見出せないという指摘もあった。

そこで同社が開発したシステムでは、患者さんはアプリを起動して「セキュア問診票」に状態を記入して送信までに20秒ほどと簡単にし、医療機関側ではコンソール画面上で患者さんの状態を簡単に把握でき、迅速な対応が必要かどうかを容易に判断できるようにした。

さらに、状態の悪化に備え、一定時間以上無回答の患者さんを検出して表示する機能も備え、迅速な対応を可能にしている。

なお、セキュリティに関しては、エミュイン合同会社は患者さんの個人データに一切アクセスできないので、安心して「セキュア問診票」を使うことができる。

「セキュア問診票」
URL:https://q4cl-console.web.app

エミュイン合同会社
URL:https://www.emuyn.net

2021/08/26