コロナ禍により観光バス業界でも厳しい状況が続く中、自転車ロードレースのプロ選手が1日、感染防止対策が施された車両に体験乗車し安全性をPRしました。

自転車ロードレースチーム宇都宮ブリッツェンの選手6人が訪れたのは、チームのスポンサーで観光バスを運行する栃木市のTCB観光です。

この会社ではコロナ禍が始まった去年から所有する全てのバス45台に総額2000万円以上かけて飛沫防止パネルを設置しました。

新型コロナウイルスの影響が続く中、普段チームを支えてくれるスポンサーを選手たちが応援しようと安全性のPRを買って出たということです。

TCB観光では団体の予約があっても急なキャンセルがあるといい、コロナ禍以前に比べて運行台数は3割ほどに落ち込んでいます。

ワクチン接種が進み、今後、観光需要が回復した際に利用者に安心して乗ってもらたうため徹底した対策を続けていくということです。