保育施設の従業員 ワクチン優先接種へ 足利市
足利市の早川尚秀市長は28日の定例会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種について接種を進める高齢者と並行して保育施設の従業員などに優先的に接種を行うことを明らかにしました。
対象となるのは市内にある保育園や幼稚園などの従業員です。
市では現在41の施設に対して接種の希望調査を進めていて、対象者は最大で1000人を見込んでいます
65歳以上の高齢者への接種と並行する形で7月4日に足利赤十字病院で1回目の接種を実施する予定です。
現在、高齢者に接種を行っている会場を活用するため、場所や医療従事者を新たに確保することはないということです。
市はこれら保育関係者のほか、市内に住む中高生およそ8800人も先行接種の対象に加えるということです。
夏休み中に接種ができるよう希望する生徒を対象に7月中旬に接種券を発送していきます。