5月26日は射手座のスーパームーン月食満月 悲観主義を手放して、理想の未来へ進もう！

　5月26日は満月です。満月は達成、成就のとき。さまざまな結果が出やすい時期なので、新月で決めた夢や目標の進み具合を見つめ直すことに適しています。満月で、不調和なものや改善点が見つかったら、欠けゆく月の期間で手放していきましょう。（詳しくはこちら）

【満月が起こる場所】射手座
【満月になる時刻】5月26日　20:14
【射手座満月のキーワード】「哲学・宗教」「高度な学問」「旅・冒険」「オープンマインド」「自由」……etc.

　 今回の満月は、射手座で起こるスーパームーンの月食満月です。スーパームーンとは、一年のなかで一番地球に近い位置で月が満ちること。一年で一番大きな満月を見ることができます。

　さらに今回の満月は月食。日本からも観測可能で、20時過ぎには皆既月食の赤い月（ブラッドムーン）を見ることができます。月食が起こる満月は、年に2回ほど。つまり今回の満月は、数少ない2つのタイミングが重なるプレミアムな満月なのです。

　地球に最も近いスーパームーンは引力最大のため、引き寄せ力が高まるといわれ、月が一度消えてまたあらわれる月食は、「再生」や「生まれ変わり」の力を与えてくれるといわれています。いずれも占星術的には、通常の満月よりも運気の切り替えパワーが強くなると考えられているものです。

　そんな今回の満月が起こる「射手座」が司るテーマは、「旅と哲学」。これはいわゆる旅行としての「リアルな旅」のことだけではなく、人生を旅と見立てたときの「真理」や「理想」などへの「精神性の旅」も示しています。自分の夢や理想を見つめ直して、人生の目標を軌道修正するのには最適の満月です。

　射手座の姿は、矢をつがえたケンタウロス族の賢者ケイローン。目的地へと一直線に矢を放てるような手放し＆改善を、パワフルなスーパームーン月食満月に誓ってみましょう。

■射手座満月にオススメの手放しテーマ

　今回の満月は、射手座のテーマが悪く働いた場合の「現実感覚のなさ」や「見通しの甘さ」を手放すのにも最適です。また自分を縛っているネガティブな思い込みなども、この満月で手放しましょう。

★射手座満月の手放しテーマ★

「気分がよくなると、大風呂敷を広げたり守れない約束をしてしまったりする」
「自分がよいと思う正義を押し付けることがある」
「こんな夢はかなうはずない、などの悲観的な思い込みがある」……etc.

これらの特徴に思い当たったら、手放しを誓ってみましょう。

■射手座満月の改善ワーク　

　不必要なものを手放したあとは、その空いたスペースに満月のパワーを満たしていきましょう！　今回は下記のような射手座的長所にフォーカスした改善を誓ってみてください。

★射手座満月の改善ワーク★

「物ごとのいい面や明るい面を見ることができる」
「理想の未来へと迷いなく前進する力を持つ」
「哲学や宗教学など深遠な学問に親しむことができる」……etc.

　手放し＆改善ワークは月の光を浴びながら、心の深いところまで光がしみこんでいくイメージでおこないましょう。

　この日は、満月の時間が20:14と、満ち切った大きな月を観測するのにはベストな時刻です。ホロスコープチャート上で見ると、この満月が起こる部屋は「深層心理」や「秘密」を司る12ハウス。ぜひとも月を見上げながら自分の心の奥底と対話をしてみましょう。月全体が地球の影に入って「皆既月食」となるのも満月時刻と近い20:09〜28分の頃。神秘的な赤い月を感じることによって、自分なりの真実や哲学に気づくことができるかもしれません。

　万一の曇りや雨で月が見えなくても満月のパワーは地上に降り注いでいます。雲の向こうにある満月に思いを馳せて、そのエネルギーを受け取ってください。

　この日を過ぎると、2021年の上半期も残すところあと1カ月です。射手座満月で抱いた思いを胸に、楽しく自分の夢へと進んでいきましょう！
（永沢蜜羽）※画像出典／shutterstock