かつて大食い企画に参加したこともあるカズレーザーとぺこぱ松陰寺

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バラエティ番組の人気企画の一つである“大食い”チャレンジ。とんでもない量の料理を完食しなければならず、個人戦ばかりでなくチーム対抗の場合もある。参加者の中に若手芸人が含まれていることが多いが、この“大食い”企画に異議を唱えたり、実際に出演NGを決めている芸人がいるようだ。

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27日深夜のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で、同じサンミュージック所属のメイプル超合金・カズレーザー(36)とぺこぱ松陰寺太勇(37)の対談が放送されたが、2人とも「大食いの仕事が嫌だ」と意思表示をしたことで話題になっている。ぺこぱは2020年ブレイクタレントランキング1位に選ばれ、この春からレギュラー番組がぐんと増え大忙しだ。松陰寺は仕事に好き嫌いはないが、しいて挙げれば「大食いがイヤかな」と話す。完食するだけでなく早く食べなければならず、時にはものすごく辛い料理が出されたこともあり、相当な無理をして吐いてしまったこともあるそうだ。「びっくりするくらい、噴水みたいに」と明かしており、次の仕事に支障が出たという。

カズレーザーも「あ〜イヤっすねぇ。でも、なんで大食い番組って許されてるんですかね」「“教育上よくない番組”って定期的に言われるじゃないですか。これは子どもが真似するからとか。誰も得してないと思うんですよね」と釈然としない様子だ。そして松陰寺が「言ってしまえば、“フードハラスメント”ですよね」と話すと、カズレーザーも「こっちは頼んでもないのに、食わなきゃいけない」「スタジオの人は現場にいないのに、ワーワー言うわけじゃないですか」と不満を漏らす。さらに「“神の目線”で勝手に食わせてる人らじゃないですか。あんな虐待ないですよね」と厳しい指摘がポンポン飛び出した。カズレーザーも何度が大食い企画に参加しているが本当に食べられなかったそうで、特に相方の安藤なつ(40)は大変な思いをしていた。彼女の体格からたくさん食べてくれるだろうと期待されるが、実は同じ年代の女性と比べても食べる量は多い方ではない。しかし「なつさんこそ食わされてましたから」と言うから、大食い企画は彼女にとっても気が重くなる仕事だったようだ。

このラジオ番組と同じ27日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)“芸人取扱説明書”では、ぼる塾のマネージャーから「(ぼる塾は)大食いがNGになっている」と明かされた。その理由をあんり(26)が「食べ物はおいしく食べたいから」と説明すると、スタジオから「大食いなんじゃないの?」との声があがる。だがあんりは「“挑戦”みたいなのがイヤ」で、食べているうちにたまたま大食いになってしまうのはOKなのだ。なにより食事をしながら、苦痛な表情を見せることが嫌だという。

ネット上では「ギャル曽根とか本当に大食いの方が大盛り料理を美味しそうに食べるのは別に見てて嫌じゃないし、凄いなって思う」「美味しいものを普通に紹介してくれるだけでいい」「大食いや激辛に挑戦のような画が映ると、チャンネルを変えます。食べ物に対する冒とくのように感じます」「苦しそうにデカ盛り食べている番組より、美味しいものを美味しそうに食べて紹介する番組がいい」と、カズレーザーらの意見に賛同する声が多数見受けられた。

画像2、3枚目は『ぼる塾 きりやはるか 2021年2月28日付Instagram「食べてる姿は本当に愛おしいのよね」』『シュウペイ【ぺこぱ】 2020年2月25日付Instagram「尊敬するカズさんとおくんなましー」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)