GWはおうちで日本全国旅!お取り寄せのプロが選ぶ、現地のこだわりグルメ8選

GWはおうちでお取り寄せグルメの旅に出よう

みなさん、今年のゴールデンウィークはどう過ごしますか?残念ながら、遠出や旅行はできない状況ですが、それでも楽しく過ごす方法は数多あります。

そのなかでもおうち時間をおいしく彩ってくれるのが、お取り寄せグルメ。旅行はできなくても、全国各地の味・香りを楽しむことができますよね。

そこで今回は「おうちで全国旅!」をテーマに、三越伊勢丹のお取り寄せグルメ担当バイヤーの肥後さんに、選りすぐったご当地のおすすめ商品を教えてもらいました!

教えてくれた人

肥後 友樹 伊勢丹新宿店 食品フロア 催事・おとりよせグルメ担当バイヤー
2003年入社、2005年から食品領域に携わる。2020年4月から現職。伊勢丹新宿店 食品フロア フードコレクションの企画と並行して、全国おとりよせグルメの選定も行っている。

【北海道】スープカレー奥芝商店「北海道の恵み!竜宮の賄い海鮮スープカレー」

数ある北海道グルメのなかでも、一躍ブームを巻き起こしたスープカレー。本商品はその味を求めて日本全国、海外から訪れるお客さんで行列をなす「奥芝商店」の逸品です。

なんと4,000匹の甘海老からとったえび出汁を贅沢に使用した、特製の海老スープで作られているんですよ。そのほか道産野菜、イカ、ホタテ、あさりなどの海鮮出汁もたっぷり。

奥芝商店のオンラインストアでも一番人気の商品です。

【山形】米澤紀伊國屋「米沢牛 旨辛カルビ」

米沢牛の専門店「米澤紀伊國屋」は、せりで買い付けた枝肉を中心に販売をおこなう山形県米沢市の老舗。牛肉の食べごろをその道30年のベテラン職人が見極め販売しています。

米沢牛の産地は寒暖差が激しく、その厳しい環境がきめの細かい霜降りと上質な脂の牛を育て上げます。本商品は、そのなかでも脂がのった部分の落し肉を特製たれに漬け込んだもの。

米沢牛の旨みとピリ辛のたれがマッチして、焼いたときの香ばしさは食欲をそそりますよ。まるごとフライパンや網で焼いたのち、はさみで切り分けるのがおいしい食べ方。

【東京】デュヌラルテ「プレゾン」

食の都、東京から選んだのは青山骨董通りに本店を構えるベーカリー「デュヌラルテ」のパンセットです。食事系、甘い系、シンプルな塩系などが勢ぞろい。ワインとも相性がいいので、より豊かな食事の時間を過ごせますよ。

店名の「類いにも稀なる」という意味通り “稀有なパン屋でありたい” という思いから、文化や伝統を重んじながら、常に進化するデュヌラルテ。 歴史と最先端が共存する東京らしい商品ですね。

【千葉】伏姫さんが焼「丸ごと混ぜ込み飯金目鯛」

日本初のさんが焼き専門レストラン「伏姫さんが焼」の混ぜ込みご飯。千葉県南房総で水揚げされた房州金目鯛を使用しています。

揚げてすぐに特殊加工することで旨みをたっぷり引きだし、出汁で味付け。化学調味料・着色料・保存料は一切使っておらず、頭から骨までまるごと一尾食べられる贅沢品です。

金目鯛本来の旨みを活かすため、薄味に仕上げられているので、好みの調味料でアクセントをつけられるのも魅力のひとつ。チーズをかけてオーブンで焼けばドリア風、金目鯛の部分をうどんやそばにのせて食べるのもおすすめですよ。

【長野】八ヶ岳食工房「八ヶ岳ブランチ・セット」

長野県八ヶ岳の風を感じながら食べる、週末ブランチをイメージした贅沢セット。美しく食卓に盛り付ければ、現地のように優雅な食事を疑似体験できます。

内容は八ヶ岳食工房が製造する、熟成生ハムや生ハム、パテなど。まさにここでしか手に入らない特別なラインアップです。とくに生ハムのアボカドオイル漬けと生ハム、パテは、日本国内では八ヶ岳食工房でしか製造されていません。

信州原村産のハバネロとにんにくをオリーブオイルで煮詰めた “ハバネロ・オイル” にも注目。パンやスパゲッティーに使える万能調味料なんですよ。

【兵庫】神戸牛専門店辰屋「神戸牛デリカセット」

明治の創業以来百十余年、「神戸牛専門店辰屋」はこれまで4代にわたり神戸牛のおいしさを伝えてきた老舗ブランド。

人気の2種セットの内容は「神戸牛ハンバーグ」と「神戸牛コロッケ」。いずれも神戸牛専門店ならではのリッチな仕上がりで、おうちで感動のおいしさを体験できます。

ハンバーグはふっくらやわらかながら、厚みがあって肉々しい。特製デミグラスソースで味付けされています。一方コロッケは、北海道産のホクホクしたじゃがいもと、粗めにミンチされた神戸牛の食感がたまりません。昔懐かしい甘めの味で、ソースなしでも食べられますよ。

【高知】四万十ドラマ「しまんと地栗モンブラン」

株式会社四万十ドラマが販売するご当地モンブラン。しまんと地栗のペーストと無糖の生クリームが層になっています。

一般的なモンブランのように、リキュールやブランデーは入れず、少しの生クリームと甘露煮のシロップのみを合わせているのが特徴。

底の方は少し栗の食感が残っており、一番上はふわふわ、と層ごとに食感の違いを楽しめますよ。さらにトップには、栗の渋皮煮をのせることによって、栗ならではの食べごたえをプラスしています。

【長崎】松翁軒「五三焼カステラ」

長崎は日本におけるカステラの本場。江戸の中期より三百三十余年続く「松翁軒」はカステラの元祖、昔も今も変わらず熟練の職人による手焼きで作られています。

島原半島の契約農家の卵、カステラ専用の小麦粉、純度の高いザラメ、国内産の餅米飴を使用し、細部まで徹底的にこだわられた製法で生み出される傑作。

一枚一枚、丁寧に焼き上げられたカステラはきめ細かくしっとり。ふわっと溶けるようなやわらかな口どけです。

現地へ行けなくても、味覚の旅ならできる

伊勢丹のバイヤーさんが選んだだけあり、どれもこれも通好みなお取り寄せグルメがそろいました。お取り寄せ初心者も食通の人も満足できるのではないでしょうか。

今は現地へ足を運ぶことはできなくても、“味覚の旅” ならおうちで簡単に実現できます。行ってみたかった都道府県のご当地グルメ、はたまた地元の郷土料理のお取り寄せをしてみるのもいいかもしれません。みなさんなりのおうち旅行を楽しんでくださいね。

文・倉持 美香(macaroni 編集部)