台湾産カットパイン、日本のコンビニ初進出の見通し=農業委
![ファーマインドの堀内達生社長(右下)とリモート会議する農業委の陳吉仲主任委員(左)=同委員会国際処提供](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/a/8afc2_1290_bebaf37f_78c7d598-m.jpg)
同処によれば、日本の青果流通大手、株式会社ファーマインド(東京都)の堀内達生社長が同日、同委員会の陳吉仲(ちんきちちゅう)主任委員(閣僚)とのリモート会談中に購入意欲を伝えた。台湾産はフィリピン産と比べて価格が2倍以上高いものの、日本の消費者に非常に好まれているという。
台湾産パイナップルを巡っては、これまで最大の輸出先だった中国が先月1日から輸入を停止。政治的要因が大きいとみられ、台湾だけでなく、日本やシンガポール、香港などでも買い支えの動きが広がっている。同処の統計によれば、先月1日から今月8日までに中国以外の海外に輸出されたパイナップルは6899トン(昨年同期比500%増)。このうち日本向けは3825トン(同405%増)となっている。
(楊淑閔/編集:塚越西穂)