16年、アルコール依存症治療に定評のある病院へ。

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山口達也さんの映像をそのまま使い、5人を強調する演出をしたスタッフとメンバーに拍手です》
《鉄腕DASHの過去映像の中で、山口達也さんがハッキリ映っていたのがうれしかったです》
《DASHスタッフさん、達也の入った映像もたくさん流してくださってありがとうございます》

3月28日、TOKIOの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)に元メンバー・山口達也氏(49)の出演する過去映像が流れた。冒頭のコメントは、彼の“再出演”に対する喜びの声だ。

’18年2月、泥酔した山口氏は女子高生を自宅に呼び出して、わいせつ行為をはたらいたとして書類送検。後に、ジャニーズ事務所との契約を解除。事実上の芸能界引退となった。

「山口さんは事件後、心療内科専門病院で双極性障害(躁うつ病)と診断され療養生活を送りました。退院後は東京郊外にある家賃7万円ほどの賃貸マンションに移り、断酒も決意。週に数日、近くのお寺で読経や写経、境内の掃除などに取り組んでは自分を見つめ直していたそうです。

前の奥さんや2人の息子さんがハワイに住んでいるため、友人から移住を勧められたこともあったそうです。それでも山口さんは『家族に申し訳ないし、俺は日本で頑張ってみるよ』と断ったと聞いています」(山口の知人)

しかし昨年9月22日、酒気帯び運転で現行犯逮捕された山口氏。再び、飲酒によって苦境に立ってしまった。

「事務所を退所して以降、山口さんはメンバーと一切連絡を取っていなかったそうです。しかし、ジャニー喜多川さん(享年87)が亡くなったことをキッカケに少しずつ連絡を取るように。そして“TOKIOにいつか戻りたい”という思いを抱き続けていました。

ですが逮捕の2ヵ月前、長瀬智也さん(42)がジャニーズを退社すると発表しました。報告を受けた山口さんは、“自分の思い描いていた居場所がなくなってしまうのでは……”と次第にふさぎ込むように。そして、再びお酒を飲むようになっていったそうです」(芸能関係者)

■ベースを封印し、“何者でもなかったころの自分”に

逮捕の前日となる9月21日は、奇しくもTOKIOのデビュー記念日だった。

「メンバー全員が大切にし、山口さんも忘れるはずのない1日です。TOKIOでの日々を思い出しながら、一人で飲んでいたのかもしれません」(音楽関係者)

そんな彼は今、ベースを封印しているという。本誌は昨年10月、彼の愛器が貸し倉庫に運び出されていく様子を目撃している。

「TOKIOが結成されたのは、ギターを弾いていた城島茂さん(50)とベースの山口さんが出会い『バンドをやろう!』と意気投合したことがキッカケ。つまり、山口さんのベースはグループにとっての原点なんです。

しかし山口さんは今、ベースと距離を置いています。そうして、“何者でもなかったころの自分”に立ち返ろうという思いがあるのかもしれません」(前出・山口の知人)

まっさらな気持ちで立つ現在地。山口氏はテレビに映る自身の姿をどう見つめただろうか。