元日本代表FW中山雅史が古巣・磐田のトップチームコーチに就任、沼津を退団「現役選手のトレーニングをひとまずやめて」

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ジュビロ磐田は13日、アスルクラロ沼津を退団した元日本代表FW中山雅史(53)がトップチームのコーチに就任することを発表した。

中山はジュビロ磐田のエースストライカーとして一時代を築き上げ、日本代表としても1998年のフランス大会から2大会連続でワールドカップ(W杯)を経験するなど通算53試合21得点を誇っている。

その後、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)を経て、2015年途中から沼津に所属。しかし、沼津では試合に出場することなく、2020シーズン限りで退団することとなった。

J1では通算355試合、J2で通算12試合に出場し、157得点を記録。日本代表としても53試合に出場し21得点を記録していた。

古巣にコーチとして復帰することとなった中山は、クラブを通じてコメントしている。

「この度ジュビロ磐田のコーチとして帰ることになりました。J1昇格に向けて、鈴木監督を全力でサポートしていきます。よろしくお願いいたします!!」

また、沼津を通じてもコメント。現役を引退するわけではないことを語った。

「この度、アスルクラロ沼津の現役選手のトレーニングをひとまずやめて、ジュビロ磐田のコーチとして活動する事に決めました。2015年から2020年の6シーズン、ほぼリハビリで過ごしましたが、U-18のコーチをこの2年間させていただき、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会にも出場し、子どもたちの成長を見ることができた事を幸せに思います」

「またいつか沼津に戻る事があるかもしれません。その時は、よろしくお願いします。ありがとうございました!!」