(C)スポニチ

写真拡大

 10日、東京競馬場で行われたG3・サウジアラビアロイヤルカップは、3番人気に支持されたステラヴェローチェが大外から差し切り、道悪馬場も苦にすることなく抜け出し、デビューから2連勝のゴールを決めた。

サウジアラビアロイヤルカップ、勝利ジョッキーコメント
1着 ステラヴェローチェ
横山典弘騎手
「まだ2回目で東京初めてだったので、1回目もちょっと物見をしていた素振りなのでスタートは悪くなかったですけど、あんまり急かさないで思った通りの競馬でした。飛びがキレイな馬なので(道悪な馬場が)プラスに働いたとは思わないんですけど能力が違ったかなと、返し馬の感じも馬っぷり見ても素晴らしいし、1回目の勝ち方も良かったですから、少し間隔空けて使ってきたんですけど、攻め馬の内容も良かったみたいで今日は自信を持って乗っていました。1回目の新馬はちょっと物見してフラフラしていたのでそこだけ注意して、今日は馬場も悪かったので真ん中に出して行ったんですけど、真ん中を走っていてもフラフラすること無く真っ直ぐ伸びてくれたので良かったです。久しぶりにお客さんの前で競馬が出来て嬉しかったです。また、こうやって勝てたので、お客さん入場してからの滑り出しとしては僕は最高でした。ありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 10日、東京競馬場で行われた11R・サウジアラビアロイヤルカップ(G3・2歳オープン・芝1600m)で3番人気、横山典弘騎乗、ステラヴェローチェ(牡2・栗東・須貝尚介)が快勝した。3馬身差の2着に1番人気のインフィナイト(牝2・栗東・音無秀孝)、3着にセイウンダイモス(牡2・美浦・和田勇介)が入った。勝ちタイムは1:39.6(不良)。

 2番人気でC.ルメール騎乗、キングストンボーイ(牡2・美浦・藤沢和雄)は、5着敗退。

バゴ産駒 2018年セレクトセールで約6500万円

 3番人気に支持された横山典弘騎乗、ステラヴェローチェが豪快な差し切りを見せた。雨が降りしきる不良馬場の中、大外から1頭だけ違う脚色で追い込んできた。道中は最後方から虎視眈眈と進めて、直線勝負の展開へ。大外に持ち出してから水を得た魚のようにグングンと伸び、3馬身差をつけての快勝だった。

ステラヴェローチェ 2戦2勝
(牡2・栗東・須貝尚介)
父:バゴ
母:オーマイベイビー
母父:ディープインパクト
馬主:大野剛嗣
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ステラヴェローチェ
2着 インフィナイト
3着 セイウンダイモス
4着 ジャンカズマ
5着 キングストンボーイ
6着 ビゾンテノブファロ
7着 スペシャルトーク
8着 カガフラッシュ
9着 ピンクカメハメハ
10着 ダディーズビビッド