Jリーグの驚異的“V字回復”に海外メディア衝撃 「日本は1万人以上のサッカーファン」
名古屋対神戸戦で1万1854人、海外メディアも驚き「今季最多観客動員数を記録」
19日のJ1リーグ第17節、名古屋グランパス対ヴィッセル神戸戦(2-1)で入場者が1万1854人にのぼり、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が「日本は1万人以上のサッカーファン」と驚きを露わにしている。
新型コロナウイルスの影響で入場制限を設けていたJリーグだが、無観客から徐々に緩和。19日から入場可能数はスタジアム収容人数の50%を上限とし、収容人数1万7000人以上のスタジアムについては30%としていた。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「日本は1万人以上のサッカーファン」と注目。「Jリーグはファンがスタジアムに入場できるようにするため、ルール緩和にまた一歩踏み出した」と記し、これまでの経緯に触れている。
「日本では6月から無観客のなかでサッカーが復活し、その2週間後には観客を入れて、5000人の入場制限が設けられていた。現時点の制限は、スタジアム収容人数の50%、1万7000人以上のスタジアムでは30%となっている」
そのなかで、大勢のサポーターが駆け付けた19日の名古屋対神戸戦に注目。「愛知県の豊田スタジアムでは、名古屋グランパスがヴィッセル神戸に2-1と勝利し、1万1854人が観戦して今季最多観客動員数を記録した」と驚きをもって報じた。
新型コロナウイルスの状況について「日本国内のパンデミック状況は比較的安定しており、第2波の感染者数は減少傾向にある」と指摘。サポーターが戻りつつある日本サッカー界のV字回復ぶりに羨望の眼差しを向けていた。(Football ZONE web編集部)