12番、ティショットを曲げた横峯が2打目に挑む

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◇ライフカードレディス◇初日◇曇り,16.9℃,北東3.0m◇ギャラリー数3,780人◇出場108名(アマ3名含む)◇熊本空港CC(6,423ヤード,パー72)

 昨年、プロ入り初優勝を飾った記念すべき大会で2連覇を目指す横峯さくら(20=サニーヘルス)は、トップと2打差の3アンダー4位と好スタートを切った。

 前半を1アンダーで折り返した横峯は、後半の10番11番で連続バーディを奪い、順調にスコアを伸ばす。16番ショートでは8Iで上4mにつけると、ジャストタッチでカップに沈めて4アンダーとする。続く17番ではティショットを右に曲げて林の中に打ち込むが、そこから1.5mほどの狭い木の間を抜いて、2オンさせるスーパーショットを披露して見事にパーセーブした。

 だが、ラストホール。ティショットを左に曲げた横峯は、2打目をグリーン手前の池に入れてしまう。「6Iで打ったんですが、8Iとか9Iで良かったですね。木が邪魔で高い球は打ちたくなかったのですが、距離ミスです。」4打目で4mに乗せるも、2パットでボギーとしてしまった。

 「落ち着いてやることを課題にしていた」という初日、昨年の自身の優勝スコアが1アンダーという難しいコースながら、初日を3アンダーで回ったことに、「成長してますね」と納得の笑みを浮かべた横峯。「2連覇できたら、それにこしたことはないです」と、あくまで謙虚な姿勢だが、コースとの相性は悪くない。得意のコースで今季初優勝を飾り、勢いに乗りたいところだ。