2005年放送の「ドラゴン桜」より
 - (C)TBS

写真拡大

 TBSは、今夏の日曜劇場枠(21:00〜)で放送を予定していた阿部寛主演のドラマ「ドラゴン桜2」(仮)の放送を、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期することを19日、発表した。本ドラマは、型破りな発想で落ちこぼれの高校生たちを東大合格に導く元暴走族の弁護士・桜木建二の活躍を描き、社会現象になった2005年放送の「ドラゴン桜」の10年後を描く15年ぶりの続編。放送日程は決まっておらず、決まり次第公式サイトで告知される。

 放送延期にあたって主演の阿部、プロデューサーは以下のようにコメントを寄せている。

<阿部寛>
 「この夏『ドラゴン桜2』(仮)の放送を楽しみに待っていてくださった皆様。本当に残念ではありますが、放送を延期することが決定いたしました。お届けできる日を楽しみに、地道に準備していきたいと思っています。受験生の皆様にとっても大変な時ではありますが、皆様のご健闘をお祈りしております。くれぐれもご健康には気をつけて、受験を乗り切ってください」

<プロデューサー>
 「このたび、今夏に予定していた『ドラゴン桜2』(仮)の放送を延期させていただくことになりました。非常に残念ではありますが、放送出来る日に向けてしっかりと準備していこうと思っています。皆様のもとへ届けられる日が決まりましたら、ご報告をさせていただきます」

 前作では生徒役に山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣らが名を連ねており、今年3月に続編放送が発表された際には生徒役のキャストは1,000人に及ぶ応募の中から選考中と発表されていた。続編「ドラゴン桜2」は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。舞台は前作から10年後の龍山高校。かつて偏差値30の学校ながら東大合格者を出した龍山高校だが、桜木が去った後は下降の一途をたどっていた。その窮地を救うべく、私立大学の経営指導で各地を転々としていた桜木が、再び龍山高校からのオファーを受けるところから物語は始まる。(編集部・石井百合子)