家を載せて走るトラック（画像は『自由時報　2020年5月15日付「新竹驚見「整棟房子」路上趴趴走 影片曝光網友驚呆」（圖擷取自臉書社團「新竹大小事」）』のスクリーンショット）

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台湾・新竹県の主要道路で、荷台に家を載せて走るトラックが目撃された。車の振動を受けて左右に揺れる家の様子に、ネット上では「ハウルの動く城のようだ」と驚きの声があがっている。『自由時報』『三立新聞網』などが伝えた。

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話題になっているのは、Facebookのグループページ「新竹大小事」に今月14日に投稿された動画だ。投稿者の鄭さんが、新竹県内を走る主要道路「台15線」の竹港大橋付近を走行中にこの“動く家”に遭遇した。

家には格子窓とドアがあるだけでなく温水器も設置されており、鄭さんは動画の中で「土地を買って、家ごと引っ越したんじゃないか」と話している。道路は片側二車線だが、荷台の家が車線からはみ出しているため後方車は追い越しができず、鄭さんはしばらくの間ハラハラしながら家を載せて走るトラックを見守っていたようだ。

動画を見たユーザーらは「本当に家だ」「リアル版ハウルの動く城」「すごい運転テクニックだな」と驚きつつも、「危険過ぎる」「これは違法だろ」「警察の誘導車がないから無申請に違いない」などとコメントを寄せている。

地元メディアの取材に応じた新竹県警察局によると、動画にあるトラックの積み荷の大きさは明らかに規定を超えており、道路交通管理処罰条例違反に当たるという。しかし現在の規定では交通違反の通報に対して実名制が導入されていることから、実名と必要な資料を添えて通報があった後に「ようやく警察は違反について事実確認の調査を行うことができる」と説明している。

画像は『自由時報　2020年5月15日付「新竹驚見「整棟房子」路上趴趴走 影片曝光網友驚呆」（圖擷取自臉書社團「新竹大小事」）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　片倉愛）