無料の「燃え尽き症候群チェック」が登場、所要時間2分で簡単かつ完全匿名で自己診断可能
WHOの国際疾病分類に収録されることが決まっている「燃え尽き症候群」は、人々の生産性を3分の1以上減少させるとの研究結果も存在しており、対策が急務となっています。そんな「燃え尽き症候群」になってしまっているかをチェックできる「Global IT Burnout Index」が登場しました。診断は無料かつログインも不要、所要時間はたったの2分でプライバシーの心配もないとのことで、さっそく試してみました。
https://burnoutindex.org/
上記URLにアクセスすると以下のように表示されるので、「CHECK MY BURNOUT LEVEL」をクリックします。
「今の仕事に対する気持ちや考えについて尋ねるので、どれくらい当てはまるかに応じて0〜6で答えてください」と書かれています。質問の数は診断開始前の確認を含めて9問で、所要時間は2分とのこと。「OK,LET'S START」をクリックしてチェックを開始します。
まず、「ハイテク業界で働いていますか？」と確認されました。
「YES」か「NO」のどちらかを選択すると、「NEXT」がクリックできるようになります。自分に当てはまる方を選んで「NEXT」をクリックして、診断を開始します。
第1問：「働いた後にリラックスするのが難しいと感じる」
選択肢は上から「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」です。当てはまるものを選んで「NEXT」をクリックします。また、左上の「Go Back!」をクリックすると、いつでも前の質問に戻ることが可能です。
第2問：「働いた日の終わりには疲れ果ててしまい、体や心に元気がないように感じる」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「NEXT」をクリック。
第3問：「仕事への関わりや関心が薄くなってきたように感じる」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「NEXT」をクリック。
第4問：「自分の仕事の価値や目的がはっきりしなくなってきた」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「NEXT」をクリック。
第5問：「必要以上に人に厳しく、非同情的に接してしまっている気がする」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「NEXT」をクリック。
第6問：「仕事が自分をとげとげしい気持ちにしているのではないかと心配になる」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「NEXT」をクリック。
第7問：「やりたいことが達成できていないと感じる」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「NEXT」をクリック。
第8問：「質の高い仕事のために重要な多くの事柄を処理する時間が、自分には足りないと感じる」
「0：まったく当てはまらない」「1：年に数回以下」「2：月に1回以下」「3：月に数回」「4：週に1回」「5：週に数回」「6：毎日」のどれかを選んで「SHOW MY RESULT」をクリック。
8問目に回答すると、診断結果が出ました。
左側には、総合的な「燃え尽き症候群リスク」が表示されます。今回挑戦した編集部員のリスクは「1.5/6」で、「燃え尽き症候群リスクが低くて素晴らしいです！あなたは最高の条件と機会の下で、素晴らしい生産性と創造性により素晴らしい仕事をすることができます。この状態は、あなたの健康に大変有益なので、是非このストレスレベルを維持してください」との所見が書かれていました。
右上には「あなたの場合、非自己効力感と脱人格化の問題が顕著なので、以下の各項目を読んで適宜専門家に相談してください」と書かれていて……
ステータスの欄には「消耗度：中」「冷笑的な傾向：低」「脱人格化：中」「非自己効力感：高」と診断されていました。また、その下の「GET MY PERSONALIZED REPORT」をクリックすると、診断結果を「Global IT Burnout Index」に提供することが可能です。
