日常で子どもが使うものだからこそ、安全に配慮されたモノを選びたい…そんなママたちのリアルな声に応える「セーフティグッズフェア/みる・しる・さわる展」が2020年1月25日(土)、2020年2月1日(土)の2日間で開催。子ども視点でデザインされている優れたグッズや、お役立ち情報が満載となるこのイベントは、今年で6回目と毎年大盛況!北千住駅直結・マルイ内のシアター1010で開催された初日の様子をお届けします。

「キッズデザイン賞」とは?
少子高齢化が進む中で仕事と子育てが両立できる環境を目指す反面、子育て世代の負担はまだまだ減らない今の社会。そんなパパ・ママたちが安心して子どもを産み、育てやすい暮らしにつながるアイテム・空間・サービスに特化したアワードが、キッズデザイン協議会が主催する「キッズデザイン賞」。2007年の創業以来、子どもを取り巻く環境の向上を目的に、新しい価値や優れた取り組みにスポットライトを当て、キッズデザインを社会に広めています。今回のセーフティグッズフェアには、キッズデザイン賞を受賞した約70点の作品を、具体的な日常生活の中での利用シーンごとに分かりやすく展示。多くの親子連れが足を運び、手に取って体験しました。

子どものケガやトラブルを防ぐお役立ちアイテムたちを紹介!
オープン前から親子の行列ができていたセーフティグッズフェア。さまざまな安全・安心グッズより、家族みんなの役に立つアイテムをまとめてみました。

内閣総理大臣賞受賞!子どものケガを軽減させるファスナー

パーカーやジャケットなどに付いているファスナーは、遊具やドアノブに引っかかるとケガや事故につながる事例がいっぱい。YKKが開発した子どもでも留めやすく、外れやすい解放機能付きファスナーなら、チェーンを左右に引っ張るだけで簡単に外れるため、事故へのリスクが軽減されます。

歯みがきによる喉突き事故防止におすすめの歯ブラシ

乳幼児の歯ブラシによる歯みがき事故に対応したキッズ専用の歯ブラシがこちら。指で軽く押すとネックやボディがグニャッと曲がるので、喉の奥を突いてしまうような危険回避につながります。

もう苦労しない!安心・快適に髪を切れるヘアカットツール

子どもの前髪をカットするのに苦労しているパパ・ママならこちらのアイテムがおすすめ。ライオンやパンダなど可愛いキャラクターをお面のように付けるので子どもも大喜び。ハサミで顔をキズつけることもなく、親子で楽しく会話をしながらヘアカットができます。

転倒時のお湯こぼれを防ぐオシャレな電気ケトル

フタが簡単に外れてしまう通常の電気ケトルは、子どもが転倒させて大やけどをしてしまうことも。タイガー魔法瓶株式会社の転倒止水機能付き 蒸気レス電気ケトルPCK型は、蒸気が出ず、倒れても注ぎ口が上になるよう熱湯がこぼれないおしゃれなデザインが人気です。

スマホやタブレットによる視力低下を考えて作られたLEDデスクライト

小学生の3人に1人が、裸眼視力1.0未満という子どもの視力低下問題を考慮して作られたのが、トースターで人気を博したBALMUDAの太陽光LEDデスクライト。医療用の手術灯をヒントに、離れた場所から広く手もとを照らしてくれます。ブルーライトの強さも一般的な白色LEDライトの約半分だから目の疲れを抑えてくれる効果も期待できます。

考えて学ぶ、親子で楽しむ無料ワークショップ&体験コーナー
セーフティグッズフェア最大の魅力は、子ども視点に特化したアイテムを実際に見て触れることに加え、ワークショップやセミナーをすべて無料体験できること。今回のフェアでは、より多くの方が体験できるよう参加可能人数を増やし、親子で考え、学ぶ場となりました。

前回も人気だった毛糸ミシンの体験コーナーでは、針が手に刺さらないよう安全に配慮されたミシンにチャレンジ。自分の手でモノをつくる楽しさが体感できます。

子どもにケガをさせたくない親心からリスクの高い行動を「させない」では、危機管理能力が養われません。クリムボン体験では安全にのぼって落ちる体験ができるクライミングユニットで、子どもの感覚を育てます。

 
紙は切れるのに手は切れない不思議なカッター、スマイリーエッジを使った工作体験は終日いつでも自由に参加ができるワークショップ。好きなデザインにカットする子どもたちも真剣な表情です。

オープンからたくさんの人が訪れ大好評だった「セーフティグッズフェア/みる・しる・さわる展」の初日。最終日となる2月1日(土)には、イオンモールむさし村山1F センターコート・ノースコートにて10:00-17:00で開催を予定していますので、お近くにお住いの方は、ぜひ親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。子どもたちの安心・安全を守る商品を実感してみてくださいね。

セーフティグッズフェア
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/manabitai/tieup/anzen/documents/oyakomukerihuretto.pdf
キッズデザイン協議会
http://www.kidsdesign.jp/