ムジョルニアを手にしたナタリー・ポートマン
 - Albert L. Ortega / Getty Images

写真拡大

 現地時間20日、映画『マイティ・ソー』シリーズの第4弾『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題) / Thor: Love and Thunder』の制作が、アメリカ・サンディエゴの「コミコン・インターナショナル2019」内で行われたマーベル・スタジオパネルで正式発表され、ジェーン役のナタリー・ポートマンが、女性版ソーとして出演することが明らかになった。パネルにはナタリーのほか、ソー役のクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソン、そして『マイティ・ソー バトルロイヤル』に引き続きメガホンを取るタイカ・ワイティティ監督が登壇した。

 女性版ソーは、「ウルヴァリン」シリーズなどを手掛けてきたジェイソン・アーロンが産み出したキャラクター。『バトルロイヤル』の撮影中に原作コミックと出会ったというワイティティ監督は「とてもエモーショナルで、 “ラブとサンダー”にあふれた物語であること、そして女性版のソーが登場する物語であることは皆さんご存知でしょう。僕らの知る限り、それを演じることができる人は1人しかいません。ナタリー・ポートマンです!」とナタリーの出演をアナウンスすると、会場は驚愕の声に包まれた。

 登壇したナタリーにワイティティ監督は、ソーの武器ムジョルニアを手渡すパフォーマンスを披露。ハンマーを手にしたナタリーは「いい感じ。ちょっとだけハンマーがうらやましいと思ってたの」と笑顔で語った。

 詳しい物語は明らかになっていないが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、アズガルドの新たな王となったヴァルキリーを演じるテッサは「新しいキングとして、彼女のクイーンを見つける必要があるわよね」と語っており、ジェーンが何らかの形で地球のアズガルドを守る存在になるのかもしれない。映画『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』は2021年11月5日より全米公開予定。(編集部・入倉功一)