ブラジル代表のエベルトン photo/Getty Images

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アーセナルは今夏に実力あるウイングの獲得を狙っており、これまでもクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハ、ボーンマスMFライアン・フレイザーらの名前が候補に挙げられてきた。そこに新たな選手が加わった。今夏のコパ・アメリカで大ブレイクしたブラジル代表FWエベルトン・ソアレスだ。

ネイマールを欠いていたブラジルは、グレミオでプレイする23歳の快速ウイングに賭けた。エベルトンは大会中のコンディションも良く、左サイドからお得意のドリブルを何度も披露。3得点1アシストの成績を残し、ブラジルの優勝に大きく貢献した。

当然エベルトンは欧州強豪クラブのターゲットとなり、イタリアやスペインのクラブも興味を示しているという。英『Daily Mail』によると、そこにアーセナルも加わる格好だ。

アーセナルではクラブOBのエドゥがテクニカルディレクターに就任しており、エベルトンの代理人と話をしていると伝えられている。アーセナルにとっては高額だが、4500万ポンド程度まで移籍金を抑えられるのではと見られている。

まだエベルトンには欧州での経験はないが、コパ・アメリカで見せたスピードとテクニックは欧州五大リーグでも十分に通用するはずだ。ウイング獲得に力を入れるアーセナルが引き抜けるのか。コパ・アメリカでヒーローとなったエベルトンの今後に注目が集まる。