東京で長年暮らしてきた人気店のオーナーが福岡に移住した理由や、移住してよかったことってナニ?福岡・平尾にある、コーヒーのライフスタイルを提案する〈NO COFFEE〉のオーナーに、この街の魅力について聞いてみました。

「スタートアップの可能性とこれからの発展を秘めた街です。」

Shop Owner…佐藤慎介さん

神奈川県横浜出身。東京ではアパレルや玩具メーカーに勤務。関東圏で過ごす中で、独立を見据えていた佐藤慎介さんは「なぜ福岡でコーヒー屋?という疑問すらフックになると感じた」と2015年の開業以来、列をなすほどの人気店となった〈NO COFFEE〉のスタートをこう振り返る。

個人店の個性息づく街が鼓舞する、得意と地域性を生かした店づくり。

一番人気は竹炭入りのブラックラテ600円(税込)。

新天地として選んだのは、奥さまの地元である福岡。個人店が栄え、独自のカルチャーや人の温かさがあり、開業がミニマルコストで実現する土壌は、ショップを育ててゆく環境として最適だったという。

有名アパレルブランドや作家とのコラボグッズ展開は前職の経験が生きる。

オリジナルグッズは福岡を代表する手土産。

訪れることに価値のあるコーヒーショップとして、国内外へのアクセスも良好な福岡から海外展開も予定する。

(Hanako1173号掲載/photo : Koji Maeda, Ittoku Kawasaki edit : Maiko Shimokawa (common) text : Maiko Shimokawa, Sawa Okajima (common))