フリーとなる今季出場ゼロの“ミラン元主将” 獲得に名乗りを上げたのは……
アタランタが、今夏の移籍市場でフリーとなる元イタリア代表MFリッカルド・モントリーヴォの獲得を検討しているようだ。
現在34歳のモントリーヴォはアタランタの下部組織出身で、2003年にトップチームデビュー。その後、徐々に出場機会を増やし、2003-04シーズンの後半戦にはレギュラーに定着した。翌2004-05シーズンもチームの主力として活躍すると、この若き逸材に目をつけたフィオレンティーナが2005年夏に獲得。新天地では加入初年度こそ出場機会に苦しんだが、2年目からは定位置を確保し、必要不可欠な存在となった。
そんなモントリーヴォは今季限りでミランとの契約が満了を迎え、移籍先に注目が集まっている。そして、同選手の獲得に名乗りを上げたのが、プロとしてのキャリアをスタートさせた古巣のアタランタだ。伊『TUTTOmercatoWEB』などによると、アタランタは今夏に中盤の強化を試みようとしており、フリーとなった経験豊富なモントリーヴォに目をつけたとのこと。さらに、アタランタは来季チャンピオンズリーグを戦うことになっているが、UEFAの登録リストにクラブ育成選手として登録できることが、モントリーヴォ獲得のプラス要素となっているという。
モントリーヴォは2005年以来14年ぶりにアタランタへ復帰することとなるのか。新天地で輝きを取り戻してもらいたいところだが、はたして。