『黒いイブラ』イサク、ソシエダに売却
今季はヴィレムIIにレンタル移籍していたアレクサンダー・イサクだが、来季にボルシア・ドルトムントへと戻ることはなく、『黒いイブラ』と評された19才のFWは、新たな戦いの舞台としてスペイン、レアル・ソシエダを選択した。
2017年にレアル・マドリード等との争奪戦を制し、移籍金900万ユーロで迎え入れた期待の大型FWだったのが、トゥヘル監督、その後のボシュ監督、シュテーガー監督、そしてファヴレ監督の下でもブレイクを果たすには至らなかった。
なお母国スウェーデンの”Expressen”に対して、イサクは「ドルトムントでも僕はやれる。今もその気持ちは失ってはいないよ」と意気込みをみせていたものの、最終的にレアル・ソシエダへの移籍を決断。移籍金は800万ユーロで、契約期間は5年。
ミヒャエル・ツォルクSDは、イサクの健闘を願うと同時に「これからも彼をチェックしつづける」ともコメント。その言葉から汲み取る限りではあるが、どうやら契約には買い戻しオプションも付随されているようだ。