インスタグラムより

 6月1日、タレントのビビアン・スーが、自身のSNSでMBAを取得したことを明かした。6月2日の中国語メディア『星洲網』によると、受講した世新大学の教授たちはビビアンの卒業に際し「優秀賞」を贈ったという。

 インスタグラムでビビアンは、大学への感謝を交えながらこう語っている。

「人生には常にいくつかの交差点があり、大きな決断が必要です。私は14歳で働き始めました。そのときの私のいちばん大きな目標は、家族全員で毎日十分に食べることができ、ネズミのいない、雨風をしのげる場所に住むことでした。ママの幸せな顔を見ることができたし、仕事がある限り、いつも幸せになることができました。

 十分な努力をしていれば、チャンスは必ず訪れると、私は信じています。こんな機会を与えてくれた世新大学に感謝します。教授の皆さん、ご指導ありがとうございました」

 台湾出身のビビアンは、その美貌で「アジアの妖精」と呼ばれ、1995年に日本でデビュー。

 バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)への出演で知名度を上げた。南原清隆、天野ひろゆきと結成した音楽ユニット「ブラックビスケッツ」は、1998年に発売した2ndシングル『Timing』が200万枚を超えるヒットを記録し、同年『紅白歌合戦』にも出場している。

 2000年には活動拠点を故郷の台湾に移し、女優・歌手として活動。2014年、シンガポール在住の実業家男性と結婚し、現在は一児の母だ。

 芸能活動を続けつつ、家族との時間も満喫していたようで、2017年8月の本誌取材に対し、ビビアンは少したどたどしい日本語でこう話している。

「今は基本、シンガポールで家族で過ごしています。仕事がない日は、必ず子供のそばにいるよ。休日は家族で外出することが多いよ。自分の時間があれば、英語の勉強とピアノの練習とかをしています。ときどき料理も挑戦します」

 MBAのプログラムを履修し始めたのは、2016年8月末から。2016年7月22日の『人民網』によると、ビビアンは10位で合格した。女優や歌手として成功したものの、学業を続けられなかったことを残念に思っていたそうだ。

 かつてビビアンは本誌に対し「つらくないことはしたくない、つまんないから。いつも挑戦していく。つねに闘う気持ちで、なんでも受けて立てるように」と語っていた。この前向きさが、芸能活動、母親業と並行してMBAも取得できた「強さ」の秘密なのだろう。