岡山県に住むTさん(40代女性)の祖父は、ガーデニングが趣味だった。植木や季節の花を庭に植えて楽しんでいたのだ。

しかしある日、庭の手入れをしようと外に出たら、あるはずのガーデニング用品が見当たらず、祖父は困惑したという。不審に思っていたところ、ご近所から衝撃の事実を教えられて...。今回ご紹介するのは、そんなご近所トラブルだ。


庭に置いてあったはずなのに...(画像はイメージ)

「どこに置いたかなぁ」と探していたら

祖父の家とそのお隣さんとのトラブルです。祖父もお隣も一軒家で、庭付きです。植物好きな祖父は、様々な植木や季節の花を庭に植えて楽しんでいます。手入れの際のスコップなどの用品は庭の片隅や軒先にかけておいてあります。

ある日、祖父が庭の手入れをしようとしたところ、いつもの用品がありません。

「どこに置いたかなぁ」

と探してもなくて、風にでも飛ばされたのかと思ったそうです。しかし、数日後、元の場所に戻っていたというのです。また、肥料も減りが早くなったとのことで、祖父は自分の記憶があやふやになったのかと思い、心配していました。

後日わかったのですが、お隣さんが祖父の用品を使って自分の庭を手入れしていたようなのです。別のご近所さんが目撃したようで、そっと教えてくれました。正直驚きましたが、ちょっと物を使うことや肥料が少し減るくらいならよいかと見過ごすことにしていました。

しかし、だんだんエスカレートしてきて、植物まで手を出されるようになってしまいました。花も2鉢あったのが1鉢になったりして、見過ごすわけにはいけない事態になったのです。面と向かって盗むなとは言いづらいので、考えた末、間接的な方法で察していただくことにしました。

最初に教えてくれた別のご近所さんに頼み、

「〇〇さんのお宅のお庭のものが盗られちゃうみたいなのよ。物騒で怖いわね。あんまり続くなら、防犯カメラをつけるか、警察に相談してみるって言っていたわ」

と伝えてもらいました。

ご協力の甲斐あって、それ以降は物や花がなくなることはありませんでした。ひとまず、ほっとしています。

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