隻狼(SEKIRO)に「攻略の多様性向上」アップデート。技の威力やコスト大幅修正
発売以来アクションゲーマーの話題を集める忍殺ゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(隻狼)がバランス調整アップデートver1.03を配信しました。
主な更新点は「攻略の多様性の向上」。多数の流派技や義手忍具の威力・形代消費(コスト)を調整して、従来は使えない技の烙印を押されていたスキルや忍具に光を当てる内容です。
技についてはおおむね上方修正ですが、お坊さんキックこと仙峯脚の一発目が異様に強いのは「意図しないダメージ量」として下方修正。
ほか、データ破損や壁抜け・ハマりなど進行に重大な影響を与えるバグ修正、一部ドロップ率の調整など多数の修正が含まれます。
隻狼(SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE)は、フロム・ソフトウェアが2019年3月22日に発売したアクション・アドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはWindows PC(Steam) / PlayStation 4 / Xbox One。
「死にゲー」と呼ばれるほどの高難度ながら世界的な大人気タイトルに成長した『DARK SOULS』『Bloodborne』シリーズの流れを汲みつつ、立体的なマップと鉤縄を使った高速三次元アクションや、おどろおどろしい伝奇風「戦国末期」を舞台にしたドラマチックな物語など、多くの点で新機軸に挑んだ作品です。不死の呪い云々のテーマはあいかわらず。むしろ病が悪化しています。
今回のv1.03アップデートは、初めてゲームの内容やバランスを大きく調整する内容です。公式の更新点リストはこちら。
「性能ないしコストを調整し」では上方修正か下方修正か分かりませんが、名の挙がっている義手忍具・流派技ともにおおむね威力が向上しています。一部はHP攻撃力を下げ体幹攻撃力が上がるなど。
単純な数値調整だけでなく、連撃は段ごとに、形代なしで発動した場合など細かく使い勝手が変わります。
斧系統は形代消費が3から2に減少。また特に形代の消費が激しく実用的でなかった奥義や秘伝技も、4から3あるいは3から2など、威力向上とあいまって以前よりは使いやすくなりました。
ただし、プレーヤーのあいだで異様に強いマスト取得技といわれていた仙峯脚と上位版については、一打目は「一部のケースにおいて意図しないダメージ量を与えていたため」として体幹ダメージを下方修正。同時に、コンボ後半については体幹ダメージが上方修正されています。後半まで入ればですが。
このほかの調整は、
・アメのかわりに形代を消費する「御霊降ろし」シリーズの上方修正。効果時間は倍増、コストは一律に1低下
・毒に弱い敵に対する、錆び丸(ゴリ押し毒付与剣)の毒蓄積量向上
・本城の剣客から「神ふぶき」ドロップ率向上
神ふぶきは一部の悪霊系と戦うために必須のほか、通常の敵に対しても攻撃力が向上するためいつでも使え、乏しくなりがちな消費アイテム。
鐘で難度を上げる、品寄せ風船を使う、信心を深めるなどドロップ率向上の手段はありますが、ベースの確率が上がるのはありがたい修正です。
なお、修正項目後半の「火牛の体力・体幹をわずかに下方修正」については、調整内容に誤りがあったとして、後日のアップデートでさらに修正予定とされています。
忍殺ゲーム『SEKIRO』インプレ&初心者メモ。またはフロムに泣きついた話 (Ittousaiゲームコラム)
主な更新点は「攻略の多様性の向上」。多数の流派技や義手忍具の威力・形代消費(コスト)を調整して、従来は使えない技の烙印を押されていたスキルや忍具に光を当てる内容です。
技についてはおおむね上方修正ですが、お坊さんキックこと仙峯脚の一発目が異様に強いのは「意図しないダメージ量」として下方修正。
隻狼(SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE)は、フロム・ソフトウェアが2019年3月22日に発売したアクション・アドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはWindows PC(Steam) / PlayStation 4 / Xbox One。
「死にゲー」と呼ばれるほどの高難度ながら世界的な大人気タイトルに成長した『DARK SOULS』『Bloodborne』シリーズの流れを汲みつつ、立体的なマップと鉤縄を使った高速三次元アクションや、おどろおどろしい伝奇風「戦国末期」を舞台にしたドラマチックな物語など、多くの点で新機軸に挑んだ作品です。不死の呪い云々のテーマはあいかわらず。むしろ病が悪化しています。
今回のv1.03アップデートは、初めてゲームの内容やバランスを大きく調整する内容です。公式の更新点リストはこちら。
攻略の多様性の向上
以下の性能ないしコストを調整し、攻略の多様性を向上
義手忍具:「瑠璃の浄火」、「仕込み斧」全般、「仕込み斧・火打ち式」、「瑠璃の斧」
流派技:「奥義・葦名十文字」、「秘伝・竜閃」、「秘伝・一心」、「奥義・浮き舟渡り」、「秘伝・渦雲渡り」、「奥義・不死斬り」、「秘伝・不死斬り」
アイテム:「御霊降ろし」全般
流派技「仙峯脚」および「奥義・仙峯寺菩薩脚」の一打目が、一部のケースにおいて意図しないダメージ量を与えていたため、体幹ダメージを下方修正。コンボ後半の体幹ダメージを上方修正
毒に弱い敵に対する、義手忍具「錆び丸」の毒の蓄積量を上方修正
葦名城 本城にいる剣客の、「神ふぶき」のドロップ率を上方修正
Tips、チュートリアルテキストの調整および追加
その他の修正
ゲームテンポと戦闘時間のバランス調整のため、火牛の体幹と体力をわずかに下方修正
物売りの穴山が販売している情報の価格を下方修正
葦名城 本城にいる赤鬼を赤目に変更
「剛幹の飴」および「剛幹の御霊降ろし」使用中、敵の攻撃をガードないし弾いた際の、プレイヤーキャラクターの体幹ダメージが低減されない不具合の修正
PC版でハングによりセーブデータが破損する不具合の修正
一部の敵が稀にプレイヤーを攻撃しなくなる不具合の修正
キーコンフィグをすることで一部のアクションが出来なくなる不具合の修正
一部のエリアにてプレイヤーが想定外の位置へと移動できてしまい、アイテムが入手できなくなる、進行不能になるといった不具合の修正
誤ったテキストが表示される不具合の修正
安定性の向上
パフォーマンスの改善
その他、いくつかの不具合の修正
「性能ないしコストを調整し」では上方修正か下方修正か分かりませんが、名の挙がっている義手忍具・流派技ともにおおむね威力が向上しています。一部はHP攻撃力を下げ体幹攻撃力が上がるなど。
単純な数値調整だけでなく、連撃は段ごとに、形代なしで発動した場合など細かく使い勝手が変わります。
斧系統は形代消費が3から2に減少。また特に形代の消費が激しく実用的でなかった奥義や秘伝技も、4から3あるいは3から2など、威力向上とあいまって以前よりは使いやすくなりました。
ただし、プレーヤーのあいだで異様に強いマスト取得技といわれていた仙峯脚と上位版については、一打目は「一部のケースにおいて意図しないダメージ量を与えていたため」として体幹ダメージを下方修正。同時に、コンボ後半については体幹ダメージが上方修正されています。後半まで入ればですが。
このほかの調整は、
・アメのかわりに形代を消費する「御霊降ろし」シリーズの上方修正。効果時間は倍増、コストは一律に1低下
・毒に弱い敵に対する、錆び丸(ゴリ押し毒付与剣)の毒蓄積量向上
・本城の剣客から「神ふぶき」ドロップ率向上
神ふぶきは一部の悪霊系と戦うために必須のほか、通常の敵に対しても攻撃力が向上するためいつでも使え、乏しくなりがちな消費アイテム。
鐘で難度を上げる、品寄せ風船を使う、信心を深めるなどドロップ率向上の手段はありますが、ベースの確率が上がるのはありがたい修正です。
なお、修正項目後半の「火牛の体力・体幹をわずかに下方修正」については、調整内容に誤りがあったとして、後日のアップデートでさらに修正予定とされています。
忍殺ゲーム『SEKIRO』インプレ&初心者メモ。またはフロムに泣きついた話 (Ittousaiゲームコラム)