元オーストラリア代表FWティム・ケイヒルが現役引退へ

写真拡大

オーストラリア代表FWティム・ケイヒルが今季限りで現役引退する意向を明らかにした。『GOAL』が伝えている。

39歳のティム・ケイヒルは現在インドのジャムシェードプルでプレー中。3月31日を以って契約満了となるが、ここで現役から退くことを『Optus Sport's Premier League Today』のインタビューで語った。

「僕はもうフットボール界じゃおじいさんだ。プレーを続けたい気持ちはあるけど、知っての通り39歳だ。インドでは素晴らしい6カ月を過ごすことが出来たよ」

「今はTVの仕事に興味があるんだ。A級ライセンスも取りたいし、少しの間、家族とのんびりした時間を過ごすつもりだよ」

「4つの大陸でプレーできたことは驚くべきことだった。素晴らしいキャリアを築くことができたよ。本当に感謝している」

「監督業は確実に視野に入れているよ」

1996年に母国のシドニー・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたケイヒルは、1年後にミルウォールと契約し渡英。2004年に移籍したエバートンでは、8シーズンに渡って主力として活躍。公式戦276試合で68ゴール29アシストを記録し、その名を世界に知らしめた。

その後は、ニューヨーク・レッドブルズで2シーズン、中国では上海緑地と杭州緑城でプレーし、2016年にメルボルン・シティに移籍し母国凱旋。昨年8月に現在のジャムシェードプルに移籍した。

また、英雄とされているオーストラリア代表では108試合に出場し同国史上最多の50ゴールをマーク。日本に対しては5得点を挙げるなど、“日本キラー”としてサムライブルーを何度も苦しめた。