by geralt

「うまくいかなかった結婚生活を思い涙しながらウエディングドレスを燃やす」のではなく、ライフルを使ってウエディングドレスに接続した爆発物を射撃し、爆破によってウエディングドレスを抹消する女性が現れました。安全のため遠くからの射撃が必要だったとのことで、女性は射撃の腕を磨いて臨んだそうです。

Video: At divorce party, Texas woman blows up wedding dress | Fort Worth Star-Telegram

https://www.star-telegram.com/news/state/texas/article221527670.html

Texas Woman Blows Up Wedding Dress For Divorce: Video | Time

http://time.com/5455822/blowing-up-wedding-dress/

Texas woman’s divorce ends in explosion of wedding dress felt ‘15 miles away’ | Fox News

https://www.foxnews.com/lifestyle/texas-womans-divorce-ends-in-explosion-felt-15-miles-away

Kimberly Santleben-Stitelerさんは2018年11月10日、14年にわたった結婚生活を離婚で終結したことを祝うための離婚パーティーを開きました。パーティーには家族の他、近しい友人など約40人が集まったとのこと。

「私は結婚に関係するもの全てを家から取り除きたかったんです」とKimberlyさんは語ります。「友人や家族は未熟児のために寄付をしたら?とアドバイスをくれたのですが、私にとってドレスは『ウソ』の現れでした。離婚パーティーでドレスを焼きたかったんです」

しかし、実際にKimberlyさんが選択したのは、「ドレスを焼いてうまくいかなかった結婚生活に涙を流すこと」ではなく「爆破によるドレスの抹消」。父親や義理の兄弟と話しているうちにアイデアが発展していったようです。

Kimberlyさんはテキサス州のサンアントニオにある父親の農場にドレスを設置。ドレスは200ドル(約2万2000円)相当の爆発ターゲット「Tannerite」と接続されており、Kimberlyさんは200ヤード(約180メートル)離れた地点からライフルでTanneriteに狙いを定めました。Tanneriteはアメリカではポピュラーな爆発物で、銃弾の着弾で爆発するようになっています。

以下は準備中の様子。ズルズルと農場の真ん中に引きずられていくドレス。



離婚パーティーはこんな感じ。



計画を話した時、爆発物を扱う職業についている友人はKimberlyさんが準備したTanneriteについて「本気で多いよ」と5回も忠告したそうです。爆発物の量が多かったため、射撃の距離を100ヤード(約90メートル)に縮めるのは危険だと考えられました。そこで、確実にミッションを遂げるため、Kimberlyさんはパーティーを開催するまでに射撃の腕を磨いたとのこと。

射撃の腕を磨いたKimberlyさんが1発でドレスを仕留める映像は以下から。撮影はKimberlyさんの姉妹であるCarla Santleben-Newportさんが行っています。

Carla Santleben-Newportさんの投稿 2018年11月10日土曜日


無事ドレスの爆破を終えたあと、「私はもうバカと一緒じゃない」と書かれた王冠をかぶるKimberlyさん。



爆発は映画の爆破シーンのように派手で、大きな爆発音と共に巨大な火が上がりました。ドレスが爆破される音は15マイル(24キロメートル)先の民家まで届いたそうで、近隣住民から「大丈夫ですか?」という連絡を受けたほどだったとのこと。Kimberlyさんは、巨大な炎を見ながら安堵を感じていたといいます。