生産・開発現場にも…サイバー攻撃の備え強化する日立
各部門は社内のセキュリティー統括組織と連携するほか、部門の壁をこえ、課題の抽出や改善活動に乗り出す専門部会も設ける。
日立の社内の機器数はIT関連が全社の2割程度で、生産や製造などが残りの8割を占め、現場の機器管理が課題になっている。
サイバー攻撃の情報収集では社外とも連携して危機に備える。現場ごとに専門人材を育てるほか、社内でのサイバーセキュリティーへの意識も高める。生産や製造、開発部門の理解を深めるため18年度下期以降、業種別や海外でワークショップを開く。社内外のサイバー攻撃の傾向や対策を共有する。
日立は17年5月に社内システムの一部がウイルスに感染し、障害が発生。欧州拠点の検査機器システムが最初に感染した。検査機器は当時、セキュリティー対策の対象外だった。
