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「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

○4つの方法でWindowsスポットライトを復活させる

インターネット経由でBingの画像をダウンロードし、Windows 10のロック画面を美しく彩るWindowsスポットライトだが、何らかの理由で動作しないことがある。最初に試すべきはWindowsスポットライトの再有効化だ。一度、画像など異なる項目を選択し、再びWindowsスポットライトを選択するだけで動作することがある。

次にチェックすべきは従量制課金接続。前述のとおりWindowsスポットライトはインターネット経由で画像を取得するため、接続に用いる無線LANネットワークで従量制課金接続が有効な場合、更新されないケースがある。

システム的なトラブルが発生しているようであれば、Windowsスポットライトに関連するファイルを削除してみよう。

%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager\_cw5n1h2txyewy\LocalState\Assets

上記のフォルダーには、ダウンロードした画像ファイルがある。

%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager\_cw5n1h2txyewy\Settings

上記フォルダーには、設定情報が格納されている。これらを削除してみよう。

不安な場合は既存のファイルを親フォルダーに移動して、「Assets.olds」「Settings.olds」とフォルダー名を変更してもかまわない。操作を終えたらPCを再起動して、Windowsスポットライトが動作するか確認。

最後の手段は、Windowsスポットライトも利用するWindows Content Delivery Managerの強制再インストールだ。こちらは管理者権限を持ったWindows PowerShell上で実行する。

実行後はPCの再起動が必要となるが、多くの場合、上記の3つめか4つめの手順で改善するはずだ。Windowsスポットライトが動作しなくなったら、一連の方法を試してほしい。

阿久津良和(Cactus)