あの「Windows 95」がアプリとなって登場、Windows・macOS・Linuxで利用可能
1995年8月24日にMicrosoftがリリースしたOS「Windows 95」は20年以上も昔のOSですが、世界的に知名度が高く、ウェブブラウザ上で動作させたり、Apple Watchにインストールしてみたりと、その人気ゆえかさまざまなプラットフォームに移植されてきました。そんなWindows 95が、ついにWindows・macOS・Linux上で動作可能なアプリとなって登場しています。
https://www.theverge.com/2018/8/23/17773180/microsoft-windows-95-app-download-features
アプリ版のWindows 95を開発したのは、Slackの開発者であるFelix Rieseberg氏。アプリ版Windows 95のソースコードおよびアプリインストーラーはGitHub上で公開されており、誰でも無料でインストールできます。
Releases · felixrieseberg/windows95 · GitHub
https://github.com/felixrieseberg/windows95/releases
アプリ版Windows 95の中にはワードパッドやMSペイント、マインスイーパーなど懐かしのソフトウェアが搭載されており、どれも期待通りに動作するとのこと。ただし、Internet Explorerはページの読み込みができず、機能しない模様。
実際にインストールして使ってみたところ、スタートメニューの中から懐かしのゲームたちを発見。ここまでは動作がかなりスムーズだったのですが……
試しにソリティアをプレイしてみるとマウスカーソルの動作がめちゃくちゃ遅くなりました。
アプリのサイズはわずか129MBしかなく、システムユーティリティ・ソフトウェア・ゲームなどを同時に実行しても約200MBほどしかRAM(メモリ)を消費しないとのことで、ストレージもメモリも現代よりもはるかに低容量だった時代の名残が感じられます。