お尻動かし遠心力を体感するクッション、VR演出に
クッションの上に座ると座面の一部が左右にスライドする。お尻が盛り上がる部分2カ所をスライドさせる。3ミリ―9ミリメートル程度の小さなスライド幅でも利用者は動きを感じる。
ドライビングシミュレーターに応用すると自動車の傾きやカーブ時の遠心力を表現できる。VR(仮想現実)システムで全身に力を提示する場合、利用者が座るいす全体を揺らしたり、傾けたりすることが多かった。
新技術はお尻の座面を動かすだけと省エネで、装置が小さく設営しやすい。体が傾かないため転倒リスクが低く、安全性を追求できる。バーチャルに力覚を提示する研究では感度の良い指や腕などの皮膚を引っ張って力を錯覚させる手法が多かった。お尻は珍しく、また全身への力と錯覚させられる。
