大成建設、微妙な力加減をロボットに伝授
公開した試作2号機は、1号機から改良する際、システム構成、形状、操作性の単純化などを検討した。実際の生産現場に導入しやすい汎用品を中心に使い、簡易なシステム構成とした。
作業者の操作データは蓄積、編集、再生できるため、遠隔地のロボットに直接ティーチングが可能になる。将来は収集データの人工知能(AI)活用も視野に入れる。
遠隔操作により、場所・時間を問わず作業できるため、海外と日本の時差を生かして、現地の労働力が活用できる可能性も広がりそうだ。従来のように、現場に作業者を集める労働者集約型からの脱却も図れる。
大成建設は試作2号機を6月に開かれた展示会に出展した。実演では、“巨大なクレーンゲーム機”を操るような動きが、関心を集めた。今後、食品や医薬品製造工場など生産施設に提案する。
