1匹のメスに大勢のオスが絡み付く?オオアナコンダの積極的過ぎる求愛行動
オオアナコンダの繁殖期である4〜5月になると、オスのアナコンダがメスのアナコンダのところにぞくそくと集まってくる。この時期メスの体からオス惹き付けるフェロモンが分泌されており、これにオスのアナコンダが惹き寄せられるように集まってくるのだ。
オオアナコンダの求愛パーティは過激で、一匹のメスに対して数匹のオスが絡み付き巨大なヘビの塊のような状況になっている。多い時には十数匹ものオスが絡み合うこともあり、このアナコンダが密集している状態が、まるでヘビでできたボールのように見えることから「ブリーディングボール(Breeding Ball)」と呼ばれている。
彼らは2〜4週間も絡み合ったままメスを奪い合い、数週間の競り合いに勝利した一匹のオスだけがメスと交尾することができる過酷な戦い。
この求愛状態の中で、オスは体の周りにある爪に似た突起をこすりつけてメスを刺激。メスは最も上手に刺激されたオスを選んで交尾をする。この瞬間メスはなんとも気持ちよさそうな顔をしている。
それから6ヶ月の妊娠期間を経てメスは卵から孵化した状態の子供を産む。一匹のメスから一度に通常で20〜40匹の子供を産み、多い時で一度に100匹も子供が生まれることもあるという。オオアナコンダの出産の瞬間はとても神秘的なスペクタクル。
(Written by 山岸悠也)
