エステティシャンが伝授!お肌への浸透力が高まる化粧水をつけるコツ
一日の疲れ肌を労ったり、乾燥肌を整えるためにおこなうスキンケア、そのスキンケアの中でも重要な化粧水。化粧水をどのようにお肌なじませていますか? ちょっとした工夫や付け方でお肌への浸透力が高まります。今回はエステティシャンである筆者が化粧水のつけるコツをご紹介します。
■化粧水の適量とは?手のひらやコットンで化粧水をお肌につける方のどちらかが大半だと思いますが、よくパッケージにも500円玉ほどの量と記載されていますよね。エステティシャンの筆者オススメは、500円玉の量を一度お顔全体につけ、少し少なめの100円玉の量を2回重ね付けすることです。手のひらに吸収されたり、コットンにも吸収することはもちろん、目に見えていなくても日頃からお肌は風や外気にさらされ乾燥しやすい状況、すでに乾燥していることが多いのです。特に乾燥している気がする……と感じたら、いつもよりも化粧水の量を増やして重ねづけすることをオススメします。
(1)500円玉ほどの化粧水を手に取り、お顔の中心から外側に向かって全体的に優しくパッティングするようにまんべんなくなじませましょう。
(2)コットンに100円玉ほどの量を取り、再度重ねていきます。細かい目のきわや小鼻周りの手では塗り忘れそうな場所にもしっかりと化粧水をなじませるためにはコットンがなじませやすくてオススメです。
(3)コットンの場合はヒタヒタになり、毛羽立たないくらいにしておくのがコツ。化粧水の量が少ないと毛羽立ち、お肌が乾燥していたり、荒れていると引っかかったり摩擦の原因にもなるのでたっぷり含ませてから、優しく押すようにゆっくりとパッティングしましょう。
化粧水の適量の基本は年間を通してこれを基本にしてみるとお肌の水分量がグンとアップしますよ。
■翌日になると乾燥感が繰り返される化粧水をたっぷりなじませていても、乾燥が繰り返したり、お肌の中で水分をキープする力が弱い肌タイプにオススメなのが美容オイルをブースターとして使うことがコツ。
ホホバオイルやアルガンオイルなどお肌に浸透しやすいオイルを化粧水の前に3滴分をお肌になじませてから化粧水をなじませ、化粧水をなじませてから2滴なじませましょう。
■時間に余裕のある時や週に2回はコットンパック日々はサッとスキンケアを済ませたくなりますよね。ですが、お肌も毎日生まれ変わっているので時間に余裕のある時や、週に2回はしっかりとケアする時間を作ってみませんか?
コットンや100円ショップなどでも売っている顔型のマスク(ドライタイプ)などに化粧水をたっぷり浸し、お顔にピッタリを貼り付けて5分間パックしましょう。
寝ている間に、日中受けたダメージなどを修復しているので、寝る前のスキンケアは修復にとっても栄養となります。お肌にたっぷりと水分が含まれるだけでキメが整い、お肌がふっくらとし、乾燥やくすみカバーなども予防しますので一度化粧水の付け方を見直してみてはいかがですか?
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【筆者略歴】
寒川あゆみ
大阪 谷町九丁目 エステサロン Private Salon Laule'aを運営。サロンワークの他、美容家・美容ライター・講師としても活動。お仕事のご依頼はbeauty.laulea@gmail.comまで。