ゆで卵よりも卵焼きよりも、温泉卵が好きなんです、ワタクシ。

でも、温泉卵って買うと割高ですよね。あと、冷蔵で売られているので食べるときに冷たいのがちょっと残念。自分で作ればいいんですけど、うまく半熟にするのが難しくて……。

そんな時にお役立ちなのがヨーグルトメーカー、らしいですよ、奥さん。

前回にご紹介した同じアイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカープレミアム」を使って、今回は温泉卵作りに挑戦してみました。

卵の固まる温度は?

卵は熱を加えると固まりますが、実は白身と黄身で固まる温度が違うんです。

白身が固まり始めるのは58℃ですが、80℃近くでなければ完全に固まりません。一方、黄味は65〜70℃で固まり始め、この温度を保てば、ほぼ完全に固まります。 この性質を見事に利用したのが、「温泉たまご」というわけです。(フカベエッグWebサイトより引用)

つまり、65〜70度の温度をキープできればうまく温泉卵になる。それには、設定温度をキープしてくれるヨーグルトメーカーが最適ってわけですね。しかし、問題は時間です。程よい硬さにするにはどうしたらいいのでしょうか。

程よく固まる保温時間は?

というわけで、実験してみました。ヨーグルトメーカーの容器に常温の卵3個を入れ、60度くらいのお湯で満たし、ヨーグルトメーカーにセット。65度で保温を開始しました。

常温の卵3個を入れ、60度程度のお湯を注いでセット。

1時間後…

まだまだですね。

3時間後…

そろそろ固まり始めたようです。

4時間後…

見事に温玉に!

卵の大きさや入れる数にも左右されると思いますが、ご飯やお肉にトロッと絡まる程度の硬さにするには、4時間程度が良さそうです。

寝る前にセットしても

ちなみに、65度以上に加熱されなければ、長時間放置してもゆで過ぎの心配はないことがわかりました。つまり、寝る前にセットしておけば、朝起きた時に程よい感じの温玉が出来上がっているということ!

ということで、さっそく実験です。65度で保温3時間(余熱を考慮して短め)にセットして放置。6時間後、卵を取り出し割ってみると……

温玉ーーー!

黄身がトロッとしてます

ヨーグルトメーカー、温玉製造機としてとっても優秀でした!