ヘタフェの柱となる柴崎 photo/Getty Images

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4日、ヘタフェはリーガ・エスパニョーラ第22節でレガネスと対戦する。両チームは以前から激しいライバル関係にあり、南マドリード・ダービーとして大きな注目を集めるカードだ。1部でこのダービーが実現する機会はそれほど多くなかったのだが、前回9月に行われた対戦ではヘタフェが2-1で勝利している。

その因縁の対決を前にスペイン『El Mundo』はヘタフェの司令塔を務めるMF柴崎岳を特集している。柴崎は昨季2部のテネリフェで実力を証明し、今季から1部に昇格したヘタフェに引き抜かれた。チームもここまで10位と健闘しており、欧州カップ戦出場権を狙うのも不可能ではない位置にいる。

同メディアは柴崎をヘタフェ最高の才能の1つと実力を認めており、すっかり主力の1人となっている。柴崎は2016年のクラブワールドカップで印象的なパフォーマンスを披露し、テネリフェに移籍。当初はスペインへの適応に苦戦したものの、同メディアはその問題も完璧にクリアされたと捉えている。

柴崎はヘタフェでもバルセロナ相手にスーパーゴールを決めたり、これまでより高い位置でのプレイも容易にこなすなど印象的な活躍を見せている。ダービーを含め重要なゲームで攻撃陣が活きるかは柴崎にかかっていると言うこともでき、サポーターも日本の天才司令塔に大きな期待をかけていることだろう。