テスラキラーになれるか、米フィスカーがCESで640km走れる高級EVセダン公開
バタフライ・ドアはドアハンドル部分のセンサーに触れるだけで開閉し、運転者のスマートフォンからも操作可能。自動運転用のセンサーとして使われる光レーザースキャナー(ライダー)には米クアナジー・システムズ製を採用し、超音波センサーとカメラも搭載する。価格は12万9000ドルで、2019年後半の出荷予定。予約金2000ドルで事前予約も行っている。
現状ではリチウムイオン二次電池を搭載しているが、同社は全固体電池の開発にも乗り出している。ただ、19年の出荷には間に合わないもようだ。
自動車デザイナーでもある同社CEOのヘンリック・フィスカー氏は、テスラ時代に「モデルS」の初期設計に携わったこともある。それだけに打倒テスラの思いはことのほか強いようだ。
07年に立ち上げた米フィスカー・オートモーティブでは、曲線美のエレガントなデザインのプラグインハイブリッド車(PHEV)「フィスカー・カルマ」を開発。一躍脚光を浴びたものの、バッテリーの不具合で度重なるリコールを余儀なくされ、13年11月に倒産。旧フィスカー・オートモーティブは中国最大の自動車部品メーカー、万向集団に買収された。「フィスカー」の自動車ブランドはフィスカー氏が継承し、16年に現フィスカーを設立した。
