パドレス移籍を報告した牧田和久

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◆ 「ホッとしている」

 西武からポスティングシステムを利用してパドレスに移籍する牧田和久が、所沢市内の球団事務所で記者会見を行った。

 まずは「あけましておめでとうございます。パドレスと無事に契約することができましたことを、ここに報告させていただきます」とあいさつ。「結構長くなると思っていたんですけど、無事に決まってホッとしている」と現在の心境を告白した。

 パドレスについては、「若手が多く、やりがいのあるチームだと思う」。メジャーに行っても「プレースタイルは変えず、アンダースローはなかなかいないと思うので、その長所を活かしたい」と意気込みを語る。

 新天地となるサンディエゴは年明けに訪れたと言い、GMと話をしたり、球場で練習した選手に挨拶したとのこと。言葉については「わからない部分が多い」としたが、「こちらからコミュニケーションを取らないといけないと思う。ネタではないけど、何かを習得してコミュニケーションを取っていければ」と意欲を見せた。

 また、対戦したい打者には同地区になるドジャースの前田健太を指名。「ペトコパークで本塁打を打っていたので、打たれないようにしたい。カーブで打ち取りたいです」とコメント。

 同じタイミングでのメジャー挑戦となった大谷翔平については、「特に意識する部分はない」としながらも、「連絡は取り合っていたので、対戦する機会があれば楽しみにしていると伝えた」ことを明かした。