「行ってこい」で中澤佑二がお膳立て? 横浜FMルーキーが中村俊輔と感激2ショット

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横浜FMのMF吉尾海夏中村俊輔との2ショット写真をインスタグラムで公開

 横浜F・マリノスの19歳ルーキーが、Jリーグアウォーズの舞台裏で日本が誇るファンタジスタを直撃していたようだ。

 横浜FMのMF吉尾海夏が6日に自身の公式インスタグラムを更新し、元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)との2ショットを掲載したが、その裏で横浜FMの元日本代表DF中澤佑二が背中を押していたという。

 今季、横浜FMユースからトップチームに昇格した吉尾は、ユースで背番号10を付けた小柄なファンタジスタとして知られる。中村と同じ左利きで、そのキックはまさに正確無比。今季リーグ戦は一度もベンチ登録がなかったものの、ルヴァンカップでは5試合に出場を果たした期待の星だ。

 中村に憧れを抱く19歳MFは、5日に行われたJリーグアウォーズに出席。そこで中村と対面し、2ショットを撮影したという。公式インスタグラムに写真を掲載すると、それが実現した舞台裏を明かしている。

「ゆうじさんのいつもの『行ってこい』という一言で俊さんと撮らせていただきました!」

「ゆうじさん」に詳しく言及していないものの、先輩の中澤と考えて間違いないだろう。中村と中澤は長らく横浜FMや代表で共闘し、今季は別のチーム同士でJリーグ優秀選手賞に輝いた。フェアプレー個人賞も受賞した中澤が、「行ってこい」の一言で吉尾の背中を押し、裏で“絶妙アシスト”によるお膳立てをしていたようだ。

2ショットに感激も「一枚も…」と実現せず

 吉尾は偉大な先輩との2ショットに感激しきりだったが、実現しなかったこともあったという。

「目線は一枚もいただけませんでした」

 残念ながら、今回は中村から“カメラ目線”はもらえなかったと涙の絵文字を添えて綴っている。実際、公開された3枚の写真で、中村はいずれも茶目っ気たっぷりに左右へ目線を外していた。

 それでも吉尾にとっては、憧れの選手と2ショットを撮影し、刺激的な夜となったに違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【写真】吉尾海夏が自身の公式インスタグラムに投稿、中村俊輔との2ショットで感激も「目線は一枚も…」

https://www.instagram.com/p/BcUo295gLao/?taken-by=kaina.yoshio

吉尾海夏が自身の公式インスタグラムに投稿、中村俊輔との2ショットで感激も「目線は一枚も…」