とろサーモン、M-1優勝で秒刻みの忙しさも「15年間の貧乏で解消する」
出場資格ギリギリの15年目だった村田秀亮（38）と久保田和靖（38）の二人。ラストイヤーに見事、参加・4094組の頂点に立った。
日本一の座についた漫才コンビ。関係者から「二人は秒刻みのスケジュールに突入しました」と説明もあった。
久保田はそこで、多忙を極めることを予想したが「いや、秒刻みの忙しさになっても全然平気でしょう。15年間の貧乏で培った体力で解消します」と頼もしくコメントし、笑わせた。
優勝の喜びを真っ先に伝えたいのは、「やっぱり母親ですかね」と村田。「僕らの田舎は宮崎なのですが、M-1（決勝戦）に落ちる度に『あかんかったら、宮崎に帰っておいて』と温かく言ってくれていた…」と関係性を明かした。
久保田もお世話になっている作家の名前をあげた後、「僕もやっぱり、母親です」と一緒だった。
優勝賞金1000万円を手に入れた。使い道を聞いてみると、村田が「地元の宮崎に銅像を建てたい」と回答。聞き手がキョトンとしているのを察知して「宮崎空港のベンチにですね、（俳優の）温水洋一さんの銅像が目立つように座っているのです。僕ら、とろサーモンの銅像も添えて欲しいですね」といたって真面目に、詳しく説明した。
報道陣を驚かせたが、相方の久保田も賛成。「温水さんを間に挟むように置いて欲しいですね」と言い、笑い合っていた。
