ピケのバレンシア戦欠場が確定…スアレスへの警告取り消しもスペイン代表DFは認められず

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▽スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は22日、レガネス戦でのスペイン代表DFジェラール・ピケとウルグアイ代表FWルイス・スアレスへのイエローカードについて、上訴を行ったバルセロナ側に回答を行った。『ESPN』が伝えている。

▽バルセロナは、18日に行われたリーガエスパニョーラ第12節でレガネスと対戦し、3-0で勝利を収めた。しかし、この試合に先発したピケは29分、最終ラインからの縦パスを受けたFWノルディン・アムラバトを倒してイエローカードが与えられる。同じく先発したスアレスは53分、ボールをキャッチしてすかさず攻勢に転じようとしたGKイバン・クエジャールを妨害したとしてピケ同様にイエローカードが提示された。

▽バルセロナは、一連のプレーが警告に値しないものだったと判断し、試合翌日にRFEFへ上訴を行った。この訴えに対して、RFEFはスアレスへの警告を取り消す決定を行ったものの、ピケに対する警告は正しいものだったと判断し、バルセロナ側の訴えを却下した。

▽この決定により、今季リーグ戦5枚目のイエローカードをもらったピケは、累積警告によって26日に行われるリーガエスパニョーラ第13節、2位バレンシアとの上位決戦を出場停止によって欠場することになった。

▽なお、センターバックの3番手であるアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノを負傷で欠くバルセロナは、今季リーグ戦で一度も出場がないベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンが、フランス代表DFサミュエル・ユムティティと共にセンターバックでコンビを組む予定だ。