小型SUVに人気のアクティブギアが登場!新・三菱「RVR」は安全性も◎

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日本市場だけでなく、世界的にも人気が高まっているコンパクトSUV。

各メーカーがラインナップの充実に力を注いでいますが、三菱自動車もそのひとつ。同社でコンパクトSUVカテゴリーを担う「RVR」が先頃、一部改良を受け、その魅力に磨きを掛けてきました。

新型の主な改良点は、予防安全技術“e-Assist”に対応したこと。上級グレードの「G」に標準装備され、標準グレードの「M」にはメーカーオプションで設定されています。

機能的には、歩行者検知機能に対応した“衝突被害軽減ブレーキ”、車線を外れそうになると警報で注意を促す“車線逸脱警報”、そして、ヘッドライトのハイビーム/ロービームを自動で切り替える“オートハイビーム”など。近年、スタンダードになっている機能をカバーしています。

また、スマートフォンに連携したディスプレイオーディオをメーカーオプション設定とし、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応するなど、スマホとの連携機能を強化しています。

エクステリアでは、フロントグリルとリアバンパーのデザインを変更。テールゲートにはメッキのガーニッシュが追加され、よりスポーティなイメージとなりました。LEDのデイライトも上級グレードのGには標準装備、標準グレードのMにはメーカーオプションとされ、視認性をより高めています。

インテリアでは、センターパネルやシフトインジケーターパネル、フロアコンソールのデザインを一新し、取り外し可能なスマートフォントレイも装備。インパネ下にはUSBポートを装備するなど、利便性を高めています。

新型のもうひとつのトピックは、アウトドアツールのイメージを表現した特別仕様車「ACTIVE GEAR(アクティブギア)」が追加されたこと。アクティブギはミニバンの「デリカD:5」、ミドルサイズSUVの「アウトランダー」に続いて、3車種目の設定となります。

エクステリアとインテリアにはオレンジのアクセントカラーが配され、アウトドアで使われるロープなどのギア感をイメージさせています。e-Assistを標準装備したグレード、Gをベース車としているので、装備も充実。スエード調の人工皮革シートを標準装備し、合成皮革のドアトリムを採用するなど、上質感もアップしています。

アウトドアイメージを一段と高める、専用の“アクティブギア コンプリートパッケージ”(11万5841円)もオプション設定。「ACTIVE GEAR」のロゴが入ったアルミホイールデカール、サイドデカール(オレンジ)、リヤアンダーガーニッシュ(オレンジ)、大型テールゲートスポイラー(ブラック)、専用のフロアマットを追加できます。

価格は、Mが205万8480円(2WD)/229万5000円(4WD)、Gが230万4720円(2WD)/254万1240円(4WD)、アクティブギアが252万720円〜(2WD)/275万7240円〜(4WD)となっています。

コンパクトSUVの中ではアウトドア色の強いRVRをベースに、そのイメージをさらに強めたアクティブギアは、SUVというからにはアウトドアアクティビティに活用したいというユーザーにとって、魅力的な選択肢といえるでしょう。

(文/増谷茂樹)