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○圧倒的存在感! 55型4K HDR液晶を参考出展

東京ゲームショウ2017(TGS2017)のビジネスソリューションコーナーに出展したアイ・オー・データ機器機器は、「祭」をテーマにブース展開していた。展示の中心は液晶ディスプレイだが、ゲーム配信やプレイ研究に便利なHDMIキャプチャ製品も展示していた。

ブース正面に2台大型の液晶モニターが目立っていたが、これは近日中に発売を予定している55型4K HDR対応液晶ディスプレイ「LCD-M4K551XDB」だ。価格は13万前後を予定しているということで、かなり期待できそうだ。

そのすぐ脇には27型WQHD(2,560×1,440ドット)液晶ディスプレイ「LCD-MQ271XDB」も展示されていた(10月出荷予定)。こちらは4万ほどになるという。WQHD製品は23.8型も参考出品されており、すでに発売済の32型とシリーズ化されるようだ。

これらのディスプレイにはSQUARE ENIXの4K HDR対応ゲーム「FINAL FANTASY XV」が表示されており、55インチディスプレイでは実際にプレイ体験もできるようになっていた。

○ゲーム配信者向けのHDMIキャプチャー新製品も

新製品はもう一つあり、144Hz対応24型ゲーミングディスプレイ「LCD-GC241HXB」が展示されていた(10月出荷予定)。すでに発売中のLCD-GC271XCVBと異なり、フラットパネルながら1ms(GTG:オーバードライブ時)と高応答性に優れたTNパネルを使用し、FPS向けの製品となっている。

現在ゲーミングディスプレイ、特にFPS向けには240Hz製品が増えつつあるが「240Hz対応パネルはまだ高価で、お求めやすい価格を実現するために144Hzとした」という。また、ゲーミング液晶ではNVIDIAのG-SYNCやVESAのAdaptive SYNC(AMDのFreeSync)対応が多いが「どちらかに対応すると他の規格に対応せず、G-SYNCを採用するとコストアップとなる。またゲーマーにも聞いた結果144Hzではあまり効果が体感できないため、熟慮の結果『両方とも採用しない』」となったそうだ。

また、SDカードに記録しPCレスで使えるHDMIキャプチャーに加え、PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)に対応しUSB 3.0接続でPCにキャプチャー&編集できる「GV-USB3/HD」が新製品として展示されていた。まずプレイ画面をキャプチャして、Webカメラなどの映像を入れつつ編集してアップロードというスタイルの「録画配信」ユーザーに向きそうな製品だろう。