【警告】名古屋=イム・スンギョム(6分)、小林(86分) 大分=福森(45+1分)、上福元(72分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木義宜(大分)

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 [J2リーグ32節]名古屋0-1大分/9月9日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
守備に問題を抱えた前半がもったいなかった。ペースを握り返した後半も含めて逸機の数も多く、自分で自分の首を絞めた末の敗戦。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK 
1 楢崎正剛 5.5
的確なポジショニングとビッグセーブでチームを支え続けたが、最後は連係ミスからもろくも失点。
 
DF
15 宮原和也 5
少しイージーなミスが目立った。3バックの一角としてスピードを生かした守備では貢献したが、攻守両面での軽さが残念な試合に。

2 新井一耀 5.5 (58分OUT)
守備に問題を抱えた前半はひたすら奮闘し、前がかる後半にカウンターへの対応で左ひざを負傷し退場。状態は思わしくなく、長期離脱が必至な情勢。
 
37 イム・スンギョム 5 
スピード重視の相手の攻撃に前半から消耗し、後半早々に足がつる。終盤になると動きが明らかに減り、前進したいチームに追いつくことができなかった。

40 秋山陽介 5.5 (82分OUT)
前半は存在感が薄かったが、後半になってギアを一段上げたかのようなプレー。ドリブル突破と鋭いクロスでチャンスメイクし、あと一歩のところまで迫った。
 
MF  
29 和泉竜司 5.5
3-4-3の右ワイドでプレー。ボールを受けては叩くリズムは悪くなかったが、決定的な場面での仕事はできず。

7 田口泰士 5.5
リズムの上がらない攻撃を懸命に牽引し、効果的な縦パスも。惜しいミドルシュートも放つなど出場停止明けの意地も見せたが、一歩及ばず。
 
17 小林裕紀 5.5
最終ラインのフォローから前線でのセカンドボール拾いまでその仕事は多岐に渡った。次節出場停止が痛すぎる存在感。 

28 玉田圭司 5 (HT OUT)
久々のスタメン出場も輝きは見せられず。前半のみの交代は彼にとっては屈辱的だろうが、思うようなプレーが見せられなかったのも事実。

FW
9 シモビッチ 6
サイズを生かしたポストプレーで後半の攻撃陣を力強く引っ張った。惜しいシュートがいくつもあり、ヒーローになっていてもおかしくない活躍ぶりだった。
 
44 ガブリエル・シャビエル 5.5
いつものリズムが出てこない試合で彼のリズムもまた上がらなかった。チーム最多の4本のシュートを放つも、決定的な仕事には至らなかった。
 
交代出場
FW
38 永井 龍 5.5(HT IN)
後半から出場し前線を活性化。鋭いランニングとゴール前の迫力を見せ、反撃の一端を担った。

MF
8 ワシントン 5.5(58分IN)
新井に代わって3バックの中央でプレー。さすがの守備スキルを見せたが最後の失点の場面では痛恨の判断ミス。

FW
25 杉本竜士 ―(82分IN)
左サイドのチャンスメーカーとして久々の交代出場。鋭いドリブルでスタンドを沸かせたが、必殺の仕事はできなかった。
 
監督
風間八宏 5
ホーム連敗は痛恨。攻守のバランスをマネジメントする采配は、ここからの戦いには必要か。次節でどのような戦いを見せるかが真価の問われるところ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
【チーム採点・寸評】
大分 6.5
土壇場でのアウェー逃げきりは痛快のひと言。守備の堅牢さと粘り強さで名古屋に対抗しつつ、強力なカウンターで反撃するゲームプランも実に効果的だった。
 
【大分|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 6.5
16本のシュートを浴びるも素晴らしい反応でことごとくセーブ。警告を受けつつも時間を上手く消費し、1-0の勝利に貢献。