DF
MAN OF THE MATCH
5 鈴木義宜 6.5
4バック中央で竹内と好連係を構築。粘り強く守りきった後の89分、値千金の決勝点を決めて文句なしのマンオブザマッチ。
 
4 竹内 彬 6.5
良く整備された守備組織をリーダーとして操り、相手のラストパスをことごとくインターセプト。空中戦でも強さを見せ、古巣に意地を見せつけた。
 
6 福森直也 6.5 (87分OUT)
左サイドバックとして精力的に上下動しつつ、斜めのロングフィードでチャンスメイクも多々。伸び伸びとプレーした。
 
MF
14 岸田翔平 6
右サイドバックとして積極性あふれるオーバーラップを披露。終盤には足をつりつつ何とか最後まで守りきる根性も見せた。
 
24 姫野宥弥 6 (58分OUT)
ゲームメイカーの鈴木惇の周囲を動き回り、中盤の歯車を回転させた。守備の局面でもキッチリ貢献し、58分に前田へとバトンタッチ。
 
33 鈴木 惇 6.5
やや低めの位置から長短のパスを操りゲームメイク。セットプレーのキッカーとして決勝点を演出するなどさすがの働きぶり。
 
7 松本 怜 6
左サイドで何度も効果的な突破を見せた。小手川とともにサイド深くの位置での起点となってチームを鼓舞。
 
FW
20 小手川宏基 6
75分のチャンスは決めたかったが、主戦場の右サイドハーフにこだわらない広範囲な動きで攻撃に柔軟性を与えた。
 
9 後藤優介 6.5 
俊足とそのスピードを失わずにボールを前に運ぶ能力は名古屋の脅威となり続けた。決定機も多く、エースとして十分な存在感。
 
27 三平和司 6(64分OUT)
中央だけでなくサイドに流れてのプレーも効果的だった。開始直後の幻のゴールが残念だが、プレータイムの中では仕事は果たした。
 
交代出場
MF
32 前田凌佑 6(58分IN)
鈴木惇の周囲を献身的に走り回り、攻守の潤滑油として劣勢の後半を支えた。
 
FW
18 伊佐耕平 6.5(64分IN)
持ち前の機動力を存分に生かしてチャンスメイク。後藤との連係で繰り出すカウンターの威力はすさまじかった。
 
MF
17 國分伸太郎 -(87分IN)
運動量の落ちた福森に代わって終盤の運動量確保で投入された。

監督
片野坂知宏 6.5
名古屋の攻撃力を軽減させる守備のオーガナイズは見事。後半へ入る際の指示も的確で、セットプレーでの決勝点も必然か。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:今井雄一朗(フリーライター)