自己ベストの“67”で好スタートを切った権藤可恋(撮影:村上航)

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<大東建託・いい部屋ネットレディス 初日◇27日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード・パー72)>

初日から好スコアが頻発した今年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」。トップのキム・ハヌル(韓国)から3打差の6位タイまでの7人の中で、唯一日本女子プロゴルフ協会に入会していない“プロ”である権藤可恋が6バーディ・1ボギーの“67”と、レギュラーツアーでの自己ベストを叩き出した。

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前半のアウトコースで3バーディ、後半のインコースで3バーディ・1ボギー。5アンダーで5位タイ発進となった権藤。2015年から数えて今大会がツアー出場49試合目。これまで、初日の前半は良くても後半崩れる原因の1つだった“リーダーボードを見る癖”を2週間前の「サマンサタバサレディース」からやめたところ、「18ホール通して落ち着いてプレーできる」ように。「嬉しかったけど、意外と気持ちはフラットでした」と、自身初のトップ10で初日を終えた。

過去3度のプロテスト受験で失敗してきた権藤は、TPD単年登録者として、QTランキング30位の資格で今季の国内女子ツアーに参戦中。ツアーで優勝するか、3年連続で賞金シードを保持すれば協会の会員になれるという規則が今年復活したことを受けて、メンタル面でのサポートをしてくれている父・一夫さんと相談し、「フル参戦できる今季は、レギュラーツアーで頑張る」ことに決めたという。

毎年プロテストと時期が重なっていたことから、今大会は今年が初出場。富山で行われているプロテストのニュースを見ると、母・千代美さんと「頑張らないとね」と話すというが、このまま優勝してしまえば一気に協会員だ。

「いまやっと自分のプレーに集中できるようになってきたので、明日もしっかり自分と向き合って、18ホールプレーしたい」と話す佐賀生まれの21歳。第2ラウンドのプレーにも注目したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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