水着が不適切と注意された女性(画像は『Tyler Newman 2017年6月20日付Facebook「I have never really witnessed sexual harassment and/or“rape culture”until today with Smoky Crossing Apartments.」』のスクリーンショット)

写真拡大

このほどアメリカから、着用している水着がファミリーの集まるプールには適さないと指摘され、その場から追い出されてしまった女性の話題が届いた。女性が着用していたのはワンピーススタイルの水着。いったい彼女の何が不適切な印象を与えたのか、物議を醸している。『New York Post』などが伝えた。

米テネシー州に住むタイラー・ニューマンさん(Tyler Newman)と婚約者のトーリ・ジェンキンスさん(Tori Jenkins)は、2人が住むアパートの居住者用プールを友人達と訪れたが、トーリさんの着用していた水着に問題があるとしてその場から追い出されてしまった。

プールに来て2〜3分も経たない頃、トーリさんの水着が「この場所に不適切なTバックの水着ではないか?」といった苦情があったというのだ。苦情を受けた賃貸住宅管理事務所のスタッフはトーリさんに「水着を適切なものに着替えて欲しい。それが出来なければショートパンツをはくか、ここを出ていくかのどちらかにしてほしい」と告げた。

婚約者を侮辱された気分になったタイラーさんは、一連の出来事を自身のFacebookに投稿。そこには毎月アパートの賃貸料を約1,000ドル(約11万円)の他に施設維持費として300ドル(約33,500円)を支払っていること、にもかかわらずプールを追い出される状況に直面したことが綴られている。

さらに、この時対応した管理事務所スタッフはトーリさんの水着姿がどれだけ不適切なものかを認識させるため写真を撮るよう強く要求し、鏡で自身の姿を確認するように命じてきたという。

トーリさんは自身の水着について、Tバックタイプの水着ではなく普通のワンピースの水着だということを説明した。しかしトーリさんは少しお尻が大きいようで、標準の水着だと体にフィットしすぎていた。そして歩いているうちに水着がずり上がり、お尻のほとんどが露わになることもあった。

管理事務所スタッフは「普通の水着ならあなたのお尻を全部カバーするはずです。このプールには10代の男の子も多く来ます。彼らを刺激することになりかねません」とトーリさんに言い放った。

タイラーさんはFacebookに「私の婚約者は『周りの人の迷惑も考えるように』と言われました。10代の子が彼女を見て興奮するなんて、そんなことがあるでしょうか。彼女は部屋に戻ると泣いていました。あんな彼女を見たことがありません。友人も来ていたのに彼女を侮辱するにもほどがあります。彼女は私にとって世界でもっとも美しく尊敬できる女性です」とも記している。

この投稿に「ブラジルでは、こんな水着を着ている人なんておばあちゃんだけよ。ごく普通の水着でしょう。管理会社は謝罪すべき!」「スウェーデンではこんなバカなこと起こらないわ」などのトーリさんを擁護するコメントが多く寄せられている。

画像は『Tyler Newman 2017年6月20日付Facebook「I have never really witnessed sexual harassment and/or“rape culture”until today with Smoky Crossing Apartments.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)