出場1分ごとに約7000円を寄付…ベジェリンが英マンション火災の被災者を支援

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 アーセナルに所属するスペイン代表DFエクトル・ベジェリンが、クラブの本拠地であるロンドンで起きたマンション火災の被災者支援に立ち上がった。

 14日、ロンドン西部にある24階建て全127戸のグレンフェル・タワーで火災が発生した。イギリスメディア『BBC』の16日時点の報道によると、少なくとも30人が亡くなり、80人近くが病院に運ばれ、その内12人が集中治療を受けている模様。約70人が行方不明で今後さらに死者数が増えるおそれもあるという。

 これを受けてベジェリンは17日、自身のTwitterで被災者支援のために、チャリティサイト『The Big Give』を通じて寄付をすることを発表。「グレンフェル・タワーの被災者のために、U−21欧州選手権で1分出場するごとに50ポンド(約7100円)を寄付します。どんな形でもサポートをよろしくお願いします」とコメントした。

https://twitter.com/HectorBellerin/status/876023251314634752

 ベジェリンは現在、U−21スペイン代表の一員として、16日にポーランドで開幕したU−21欧州選手権に参戦。17日のグループB第1節マケドニア戦で初戦を迎える。同選手は90分フル出場すれば4500ポンド(約64万円)、優勝まで全5試合にフル出場すれば2万2500ポンド(約320万円)を寄付することになる。