東京高円寺阿波おどり、台湾の「媽祖」とコラボ  きょう公演

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(台北 28日 中央社)新北市板橋区の慈恵宮で28日、「東京高円寺阿波おどり」のパフォーマンスが行われれている。同廟の江清秀主任委員によると、東京から約100人のパフォーマーが参加する。阿波踊りとともに台湾の民間信仰の一つである「媽祖」の山車の練り歩きも披露される予定で、日本の伝統芸能が台湾で見られるだけでなく、日本の人々にも台湾文化を体験してもらうことができる。

東京都杉並区で毎年8月に行われる東京高円寺阿波おどりは、毎年100万人の観客を動員する夏の風物詩。同区とはこれまで中学生親善野球交流などの文化交流が行われており、2015年には、初めて阿波踊りの台湾公演が開催された。

同市の民政局宗教礼俗科の藍品シュン科長は、今回の交流は宗教の伝統を打ち破り、台湾の媽祖文化が国際化する機会になるだろうと喜びを示している。(シュン=田に俊の右側)

また、かつて杉並区に住んでいた卓球選手の福原愛さんは「文化交流を通じて、台湾と日本の友好関係がより深まることを願っています」とビデオメッセージを送った。

29日には国立台湾戯曲学院付近で、30日には台北市松山区の慈祐宮前で、同団体によるパフォーマンスが行われる予定。

(黄旭昇/編集:楊千慧)