2017年4月1日、石川県内のJR3駅、金沢駅、松任駅、小松駅の在来線改札口に、自動改札機が導入された。

ツイッターには同日朝、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となった。

写真は、金沢駅の在来線改札の様子だ。「4/1 本日より金沢、松任、小松の3駅の在来線改札にて自動改札機の使用がスタートしました!」というコメントが添えられている。

「...俺の知っている金沢駅と違う!」

金沢駅(Kentaro Ohnoさん撮影、Flickrより)

金沢駅では、2015年3月の北陸新幹線開業以来、新幹線の改札には自動改札が導入されているが、在来線改札では駅員の手による切符の回収が行われていた。県庁所在地の主要駅で、自動改札機がないのは全国的にも珍しい存在だった。

自動改札機スタート初日、ツイッターには、こんな声が寄せられている。

「ついに金沢駅、今日から在来線にも自動改札機が導入されましたよ!!」という感激の一報が届いている。

「地元のテレビ局が取材に来ていました」「...俺の知っている金沢駅と違う!」「ほんのちょっと戸惑う人たちが」などという報告もあった。

「金沢駅の自動改札機導入が革命みたいなことになってるwww」という感想には、実感がこもっている。

4月3日(月)は初の平日、通勤通学のため自動改札を通る人が多かった。

「金沢駅自動改札やし定期券入れていいんか分かんないだけどw」と戸惑う人がいる。「拡声器もった駅員さん10人くらいによるもう何が何だかわからんアナウンスがずっと響き渡っている」という報告する人も......。「スゲーッ!金沢駅が自動改札になってた!!!」と素直に驚く人もいた。

「今朝の通勤で金沢駅の自動改札機初めて通った...」という人が、「なんだか駅員さんにみせて通るっていうのも温かかったからさみしいです」と告白していた。

なお4月15日からは、ICカード乗車券「ICOCA」がJR北陸線(大聖寺〜金沢駅間)とIRいしかわ鉄道線(金沢〜倶利伽羅駅間)の各駅、JR城端線(高岡〜新高岡駅間)で利用できるようになる。